2012年06月25日

共感力が高すぎるエンパスという性質

みなさん。こんにちは。

今日はエンパス(共感しすぎる人)についてお話しします。

HSP(過度に敏感な人)という言葉と同様に私は、この「エンパス」という言葉に出会った時にも非常に大きな納得が得られました。

ようやく自分を説明してくれる言葉に出会えたと思ったのですね。

それまでの私はなぜか生きづらい、どこか人とは違う気がするという曖昧な自己像しか持ち合わせていませんでした。

それが言葉1つによって目の前の霧が晴れていくように、自分に起こっていることが整理されて行ったのです。

・今感じている申し訳なさはエンパスとしての過剰な共感なんだ。

・今この人と話していて気持ちが沈んだのはエンパスとして、気持ちをもらいすぎたんだ。

・今興奮しているのは、自分の興奮ではなく周りの皆の興奮なんだ。


そういうことが分かり始めたのです。

【エンパスとは何か】

エンパスという言葉は、ローズ・ローズトゥリーというアメリカ人セラピストの著書によって日本に入って来た言葉です。

エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう [単行本] / ローズ・ローズトゥリー, 埴原 由美 (著); ヴォイス (刊)

エンパシーとは相手と共感する力。そしてその力が非常に高い人が一定の割合で存在していて(日本人の場合は5人に1人)そういった共感力の高い人達をエンパスと呼んでいます。

相手に共感することは人間の持つ重要な能力ではありますが、あまりに高い共感能力を持ったエンパスは、その能力に振り回されて生きづらく感じてしまうことも多いのです。

>>エンパスの診断はこちらでどうぞ(3分でできます)

エンパスの共感能力にはいくつかのタイプがあり、人によって様々です。

ローズ・ローズトゥリーが示したタイプ分けを見てみましょう。あなたに当てはまるものはありますか?

▼ 身体合一型…相手の身体に起きたことを、自身の身体で起きているように感じる

▼ 身体直感型…相手の身体で起きたことが直感的にわかる

▼ 感情合一型…相手の感情を自分のことのように感じる

▼ 感情直感型…相手の感情が直感的にわかる

▼ 知的自己変容型…人の考えに合わせて行動してしまう

▼ 霊的合一型…相手のスピリットとつながり、その人を援助できる


※ 複数のタイプを持ち合わせている場合も多いです。

いかがでしたか?

私の場合は、肩こりの人と話していると自分もびっくりするほど肩がこってくるので身体合一型。そして相手の感情を体験してしまうので感情合一型でもあります。

【エンパス体験を再解釈する】

エンパスとして生きづらさを感じて生きてきた人が、最初にしなければならないのは、自分がエンパスであるり、それによって様々な問題が起きているという現実を理解することです。

そのためには、まずはこれまでの人生を振り返る必要があります。

自分の過去を振り返り、自分に起こった一見ネガティブな出来事が、「もしかしたらエンパスの性質として起こったことではないだろうか?」といった疑問を持って再解釈していくのです。

「どうして自分はこんなに気持ちがブレてしまうんだろう。」「どうして一貫性が無いのだろう?」とネガティブに捉えていた自分のパーソナリティーの問題を、エンパスの性質として捉え直していくわけです。

例えば私の場合は以下の様な体験は、エンパスだから起こったのだと理解しました。

・集団の中で皆が「これをやりたい!」と言い出すと、自分もやりたいような気がしてきて賛成するのだけど、家に帰って1人になると、なんでそれをやりたかったのか分からない。まったく興味が持てない。

・強い感情を持った人に何かを言われると、それに影響を受けすぎて自分の気持ちがわかならくなって反論できなくなる。

・一人になるまで自分の深い本心がわからない。

そういったことが、エンパスの過剰な共感能力によって起きていることが理解できると、この能力に必要以上にかき乱されることが無くなっていきます。

私は今でも人の「これをやりたい!」に影響を受けますが、それが人の影響にすぎないとわかっているので、サラっとスルーすることができますし、それによって大事な決定をすることはありません。

逆に自分に役立つ勉強を継続したい場合などは、同じ目的を持った人とつながり合って、良い影響を受けるように人間関係をデザインすることで、モチベーションとして利用しています。

エンパスの性質である影響の受け安さを欠点としてではなく、利点として活用することもできるわけですね。

そのためにも、まずは自己理解を深めて行きましょう。

先に進む前に、今日は皆さんに質問を投げかけておきます。じっくりと時間をかけて答えを導き出してください。

質問には潜在意識の気づきを促し、再構築するような力があります。つまり根本的な変化が起こります。

それでは、以下質問です。

・あなたのエンパシーのタイプは何型ですか?

・過去の体験の中で、今振り返るとエンパスの能力によって起こっていたなと思える体験はありますか?できるだけたくさん思い出してみましょう。

・もし、エンパスという性質を理解して、その場面を体験していたとしたら体験の質はどのように違ったものになっていたでしょうか?


3つ目の質問は特に変化を促します。

すぐに答えを出すことが大切なのではなく、質問が心の奥底にまで響いていくことが大切です。じっくりと取り組んでください。


posted by ms at 11:16| Comment(4) | エンパス(共感しすぎる性質) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月19日

優秀さを隠して生きるということ

みなさん、こんにちは。

梅雨だというのに台風が到来するそうですね。みなさんの地域は大丈夫ですか?

被害無く通り過ぎますように。

さて、先日はHSP(過度に敏感な人)としての私の体験とともに、これを見ている皆様の体験も募集したのですが、早速ご投稿頂きました。

素早いレスポンス。嬉しいですね。ありがとうございます。

こうやって、たくさんの方の体験が集積されていくと、HSPとして生きるということの標準的な姿が見えてくると思います。

そして、それは決して辛いばかりでは無いと思うんですね。

お役立ていただけたらと思います。

それでは、頂いたあずみさんの投稿。以下は転載です。

【あなたが最初に人と違うと感じたのは?】

管理人さんと似ていますが・・幼稚園の頃だったと思います。
一番強烈な記憶は、幼稚園の頃、なかなか子供たちが静かにならず、先生が怒って(多分本気で・・)部屋を飛び出してしまったことがありました。
他の子供たちは騒然となっていましたが、私は先生のイライラが分かったような気がして、見捨てられたのではないかと思って、一人で大泣きしました。

【大変だったり、苦労した点は?】

これはエンパスやHSPと直接関係あるのか分かりませんが。
塾や習い事を始めると、先に習っていた人や先輩よりも早く上達することが、たびたびありました。
子供ながらに居心地が悪くて、試験に合格してどんどん上の級に上がったり、先生に褒められることを苦痛に感じるようになりました。

中学生頃になると、わざと間違えたり、わざと下手なふりをするようになりました。

アルバイトを始めるようになると、仕事を覚えるのが早く、すぐに「即戦力」と見られるため、店長や上司に気に入られやすかったです。
社員にならないかと誘われたことも、何度かありましたが・・特に好きな仕事ではなかったため、いつも断っていました。

自慢をしているように思われるかもしれませんがー私は、「普通」に見える周りの人がとってもうらやましく感じていました。

【逆に役立った点は?】

社会人になってから、ようやく役に立つようになった気がします。

エンパスであるだけでなく、性格が几帳面な方なので、細かい作業には向いていると思います。
一人で黙々と作業をするのも向いているように思いますが、割とグループの中で仕事をする時にもHSPの細やかさが発揮できているようです。

間違いがないか何度も確認が必要な作業や、グループの中で困っている人がいないかを見つけるのも得意なので、そういう能力に助けられることもあります。

【どんな仕事をしていますか? 性質は役立っていますか?】

今の職場では、上司は全体的なことを見守り、私は細かいことを確認し、上司に報告をするという役割分担ができてきたので、楽です。

対人支援の仕事なので、人と人の間に入ってしまって気疲れすることもありますが。
人には見えない点に敏感に気づいたり、見落としや細かいミスに気づく性質は、役に立っていると思います。
また、人の言葉の裏にある感情を拾ってしまうので、苦労することもありますが、仕事に生かせる部分もあります。難点は、人に、自分の拾った感情や感覚を説明できないことです。

【同じ性質を持つ人にメッセージ】

子供の頃は本当に違和感ばかり感じていて、学校や集団がとても苦手でした。
私も無理に合わせようとしてうまくいかず、普通であろうとすることが難しくて・・ずっとずっと生きづらさを感じてきました。
周りの人が皆、気楽そうに見えて、自分だけが複雑な人生を歩んでいると思ってきました。

それでも、大人になり、結婚をして、今は人を支援する仕事で、自分の繊細さを発揮しています。

10年前の私には、今の自分は想像できませんでした。
何か大きなきっかけがあった訳ではないですが、出会った人や、色々な仕事での経験(挫折も含めて)が全てようやく実を結んだという気がします。

*****転載終わり*****

いかがでしたか? とても興味深いですね。

やはり自分の性質を扱い方がわからない子供の頃は苦労されていますね。それが10年前の自分には想像もできない世界に来ているということです。その点は希望が持てますね。私も同じです。30代になってとても楽になったように思います。

HSPは敏感な分、優秀な方も多く、周りより目立ってしまうことにストレスを感じる方も多いようですね。

海外では「背高ポピー症候群」と言って、周りから頭が出て目立たないように、自分を抑制してしまう心の特徴に名前が付いています。

でも幼少の頃は、それでいいと思うんですね。全体を見渡して、周りとのバランスを取る。それは社会性という能力の鍛錬になっていたと思います。それが大人になって社会に出ると、逆に思う存分能力を発揮するように求められる。

自分が発揮したいと思った大きさのステージが用意される。それはとても清々しいものです。

あずみさん、ありがとうございました。

繊細さという自分の能力を上手に守り抜いて、社会に出てから世の中に役立てていく。HSPの人生の1つの成功パターンを見せていただいたと思います。

【あなたの体験をブログで紹介させてください】

もしよろしければ、これを読んでいるあなたの経験もお話しいただけませんか?

HSPやエンパスという体験を乗り越えたり、今現在その才能を役立てられている方。

あなたの経験が今苦しんでいる方の希望となります。

先の私と同じようにインタビュー形式を使って頂いてもかまいません。質問を増やしていただいても、減らしていただいても構いません。

インタビューではなく自由形式でも構いません。

このブログで紹介させて頂きます。

投稿はこちらの「お問い合わせ」へ

*****インタビュー質問集*****

※ コピー・ペーストして使ってください。

※ 質問を作っていただいたり減らして頂いてかまいません。


【あなたが最初に人と違うと感じたのは?】

【大変だったり、苦労した点は?】

【逆に役立った点は?】

【どんな仕事をしていますか? 性質は役立っていますか?】

【性質がプラスに転じたターニングポイントは?】

【今現在は?】

【同じ性質を持つ人にメッセージ】

投稿はこちらの「お問い合わせ」へ
posted by ms at 13:00| Comment(6) | HSP体験集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月17日

HSP、エンパスとしての苦労と喜び

みなさん、こんにちは。

大阪は久しぶりにカラッと晴れています。
気持ち良い天気ですね。

ここから、しばらくジトジトとした天気が続くそうですが、それを抜ければ夏です。
この時期はしっかりと滋養をとって乗り切りましょう。

さて先日コメントにて、HSPとして私(管理人)が苦労したことや、それを乗り越えたターニングポイントについてお話しして欲しいという声を頂きました。

なるほど、知識や考え方も大切ですが、やはり実際にHSPとして生きている人間の生の体験を知って参考にしたいという思いが大きのでしょうね。

今回はその声にお応えして、私自身の体験について書いておきたいと思います。

それでは一人インタビュー形式で行きたいと思います。

【あなたが最初に人と違うと感じたのは?】

・幼稚園で初めて社会生活が始まった時からです。友達の中にどう入っていいかわかりませんでした。

・普通の男の子と感じ方が違うような気がして、どこか冷めた目で周りを見ていて、普通の友達(幼稚園児)が気づかないような先生の微妙な気持ちも理解していました。

【大変だったり、苦労した点は?】

・小学生の高学年になるくらいまでは、無邪気な周りに合わせるのが大変でした。自分一人が老成していて、人とのテンションが根本的に違っていたため、人と接するには無理をする必要がありました。

それが、努力の結果、5年生くらいからは人に合わせるのが上手くなりました。テクニックとして習得したと思いました。

・どうしても1人の時間が必要なので、学校が終わってからの遊びの誘いは断り、一人で山の自然の中に入って気持ちを癒すことが多かったです。

・エンパスの性質として、一緒に住んでいる家族が起きている時間は、家族の意識の影響を受けてしまうので、家族や世の中の集合意識が眠りに着く深夜になって、ようやく勉強などの精神活動ができるようになります。(それは今でもそうで、実際このブログの文章の多くも深夜に書いています。)

・その性質のため、小学5年生にして深夜3時過ぎまで起きる生活となり、その夜型が今現在でも変わりません。そんな感じですので当然、普通の会社勤めだと体力が持たずに破綻します。

【逆に役立った点は?】

・起こっている出来事の裏側や、物事の法則、人の気持ちなどを読み取ることが自然にできました。

・中学生くらいまではそれが役立つことはあまり無かったのですが、高校生になり、大学生になり、社会人になり、大人になるにつれて役立てられる場面が増えていきました。

・誰かの相談に乗ったり、問題の本質を見極めて提案することが得意です。普通の人では気づかないエネルギーレベルで何が起こっているかを理解して、何かを作ったり伝えたりすることができます。

・具体的には営業のマニュアルを作ったり、ギスギスしたチームの空気を修正したり、的確なアドバイスをしたり、そういうことが自然にできました。

【どんな仕事をしていますか? 性質は役立っていますか?】

カウンセリングやコンサルティング、セミナーや勉強会の主催、父親業など、全てにおいてこの性質が役立っていると感じています。

それは先に書いたように、普通の人が気づかないレベルにまで洞察を広げて、それを言葉にして伝えられるからです。それが仕事上では競争優位となっています。

HSPが特殊であるということは、逆に言うと他の人には使えない能力ということですから、自然に差別化ができているということでもあります。

【性質がプラスに転じたターニングポイントは?】

・大人になるに従って、この能力が求められる機会や役立てる機会が増えました。そして実際に能力を社会や誰かに役立てて、感謝される経験をすることで自信となり、自然に自分を肯定することができるようになりました。

・いずれ書きますが、身体の使い方を変えることで、心がざわつかなくなり、不必要な敏感さは抑えられるようになりました。

・年齢とともに自然に胆力(根性)が備わってブレなくなりました。(いい意味でオッサン化した。)HSPの欠点である敏感さは治まり、長所である洞察や感受性が残りました。

【今現在は?】

この性質を才能として、役立てられるものは役立てて行こうと思い、様々な仕事や取り組みに力を注いでいます。このブログもその1つです。どうやら人とというものは、自分の才能を社会に役立たられた時に最も崇高な幸福を感じられるようです。

またHSPの自分に合ったライフスタイルを作ろうと思っています。例えば最近はカウンセリングも昼からにして、朝は1人で執筆の仕事などに当てています。そのため毎日無理がなくて楽しく過ごせています。

【同じ性質を持つ人にメッセージ】

HSPやエンパスだからこそ、その繊細さを守るための武器と盾が必要です。人とのコミュニケーション力を技術として磨いて、その繊細な感受性を傷つけないように守ってください。

決してその才能を自分だけのものとせずに、社会に還元してください。

そのためにも、今あなたが自然に興味が持てることに取り組んでください。その分野の知識と経験を増やしていってください。

そうすると、いつかそれを社会や人に与えられる時が来ると思います。

********以上です*******

いかがでしたでしょうか。いろいろ書きましたが、中には「あるある! それ私も!」という内容もあったのではないでしょうか。

もしよければ、これを読んでいるあなたの経験もお話しいただけませんか?

【あなたの体験をブログで紹介させてください】

HSPやエンパスという体験を乗り越えたり、今現在その才能を役立てられている方。

あなたの経験が今苦しんでいる方の希望となります。

先の私と同じようにインタビュー形式を使って頂いてもかまいません。質問を増やしていただいても、減らしていただいても構いません。

インタビューではなく自由形式でも構いません。

このブログで紹介させて頂きます。

投稿はこちらの「お問い合わせ」へ

*****インタビュー質問集*****

※ コピー・ペーストして使ってください。

※ 質問を作っていただいたり減らして頂いてかまいません。


【あなたが最初に人と違うと感じたのは?】

【大変だったり、苦労した点は?】

【逆に役立った点は?】

【どんな仕事をしていますか? 性質は役立っていますか?】

【性質がプラスに転じたターニングポイントは?】

【今現在は?】

【同じ性質を持つ人にメッセージ】

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2012年06月06日

繊細さを武器にして生きる

みなさん、こんにちは。

いつも見に来て頂いてありがとうございます。

今日は朝起きると、気持ちのよい天気で、空が夏空のよう。

思わず写真をパチッと。

写真 (5).JPG


自然が見せてくれる季節折々の表情に深く感銘を受けながら、それとつながって作用されながら生きられることも、HSPが受け取れる豊かさの1つですね。

少しずつ、夏は近づいてきています。

さて、先日、このブログに応援のメッセージ頂きました。ありがとうございます(^^) 

シーサーブログのメッセージ機能をから頂いたのですが、どうやらそれには返信機能が無いようで…こちらに書かさて頂きます。

「ご紹介の提案の件、どうぞご自由にお書きください。少しでも多くの方の目にふれて、悩んでいらっしゃる方のお役に立てれば、私としてもとても嬉しく思います。」

メッセージをいただいたこの方は、ご自身もHSPで苦労されたこともおありのようですが、その性質を理解したことでとても楽になり、今では営業職に就いてHSP能力を活かしながら活躍されているそうです。

HSPというのは、まず自分の性質を理解して、それを弱みではなく強みとして、武器として活用していこうという視点に立った時、道が開けていきますね。

同じようにHSPならではの鋭い洞察力や共感力を使って活躍されている方から、とても参考になるメッセージを頂きましたので以下にご紹介いたします。

先日ブログのコメント覧に頂いたメッセージですが、実際にHSPとしてご活躍されている方がいるという事実は、今現在、自分の繊細さに悩まされている方にとっては、何よりも励みになるだろうと思い本文に転載させて頂きます。

****以下転載****

管理人さまへ。

はじめまして。りゅうたろうと申します。
このたびは、素晴らしいサイトに出会えたこと、とても嬉しく思います。^^

HSPというものが存在することを、初めて知りました。あぁなるほどと、当てはまるものがとても多く、長い間不思議に思っていたことが、すっきり解決しました。たくさんの気づきをいただきました、ありがとうございます!

せっかくなので、当サイト様にご訪問された方々に、少しでも多くの希望を感じていただきたいと思い、私の体験談をシェアさせていただきますね。

過去の話になりますが、私は、昔から人一倍、感受性が強く、素直で繊細だったので、それゆえに辛いことが多くありました。

なんで、私はもっと強くなれないんだろう?なんでもっと上手くやれないんだろう?こんな私ではダメだ!そんな気持ちが、私を真綿でしめるように、自分を縛っていったんですね、とても辛かったのを覚えています。

しかし、あることがきっかけで、自分をしっかり見つめることができ、自身の持つ才能、能力、個性をはっきり知ることができました。なにより、いい意味で力が抜けたこと、物事の解釈が変わったこと、自分を好きになったこと、未来の在り方が分かったこと、何倍も幸せを感じれるようになれたこと、たくさん得たものがありました。

私は、管理人様がおっしゃるところの、HSPに属するようですが、まだご自身のチカラにお気づきでない方の、ヒントになればと思い、私が持つ能力や強みを一部シェアいたします。

■鋭い洞察力
=複雑な事象や少ない情報から、見えない本質を見抜く。ズバ抜けています。

■俯瞰思考能力、抽象思考能力
=全体を見渡し気づけないことに気づく

■問題解決能力
=本質が分かるので最も効果的な対応がとれる

■共感力
=人の思いや考え、無意識で思っていることが、肌感覚で分かってしまう

などです。

ちょっと手前味噌で大変恐縮ですが、その能力を活かして、カウンセラーやコンサルタントとして、多くの方々に喜ばれているのは事実です。

その上で、私がもっともお伝えさせていただきたいことは、いま、HSPで辛い思いを感じてらっしゃる方、生きづらいと感じてらっしゃる方、毎日不安ばかりでしょうか?未来に希望が持てないでしょうか?

決してそんなことはありません。大丈夫ですよ。

もっと楽に生きれるし、HSPの方にしかない強烈な強みをもっていること=表裏一体、それを活かして、いまよりも何倍もハッピー感じて生きれるようになるはずです。

管理人様が当サイトでおっしゃっているように、いろんな方法論はありますので、しっかり取り組めば、ご自身をいまよりもさらに、飛躍させることができるはずです。

以上、私からの体験談と思いをシェアさせていただきました。

管理人様、長文乱文、申し訳ございません。
つい熱く語ってしまいました。

同じように辛い想いを体験してらっしゃる方々が、少しでも多く、楽になって、希望持てて、もっと幸せ感じていかれたのなら、私はとても嬉しく思います。^^

また訪問させていただきますね、
貴重なご縁に感謝いたします!

りゅうたろう。

****転載終わり****

りゅうたろうさん、ご丁寧なメッセージありがとうございました。

きっと多くの悩めるHSPにとって励みになることと思います。

このメッセージを読んで私はびっくりしてしまいました。

私自身が自分の強みとして理解している点。そして実際に職業としての活かしている方法。それがりゅうたろうさんと全く同じだったからです。

このように才能を活かし始めることで、私自身もいろんな仕事ができるようになりました。

カウンセリングやコンサルティング。そして文章の執筆、教える仕事、会の主催などで、求められることが多くてなり、今ではそれに応える時間が足りないと感じるようになっています。

HSPの特性を才能と捉えて磨きをかけると、この世の中では引く手あまたなのです(^^)

これを読んでいるあなた。

世界はあなたの才能を待ち望んでいますよ。

自分に与えられたギフトであるその才能をしっかりと受け取って、磨きをかけていきましょう。
ラベル:HSP 繊細過ぎる
posted by ms at 11:15| Comment(10) | HSPで幸せに生きる人達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月29日

人見知りで雑談が苦手

このブログは、HSP(過度に敏感な人々)やエンパス(共感しすぎる人)をテーマに書いていますが、このタイプの方の相談に多いのが、「人と打ち解けるのが苦手」というテーマです。

・雑談ができない。

・人の輪の中に入れない。

・1対1なら少しは話せるが、3人以上になると話せなくなる。

・話はできても相手と心を通じあった気がしない。


など、とにかく人とのコミュニケーションが苦手だと訴える方が多いのです。

そういうクライアントさんに対して、私はまず「誰でもいいので、普通に話せる人はいませんか?」と尋ねます。

すると、「それが…誰もいないんです…。」と返ってくるので、

「本当に誰もいないですか? 例えばお母さんはどうですか?」と聞いてみると、

「ああ、母とか兄とは普通に話しますよ。」とおっしゃいます。

お母さんとは冗談を言って笑いあったりすることもあると言うのです。

「他にも、この人となら比較的話せるという人はいませんか?」と振り返ってもらうと、相手によって多少の違いはあれど、何人かは話せる人がいることが分かって来ます。

つまり、この方は人と話せないわけでもなく、コミュニケーションが取れないわけでもなく、しっかりと話せる自分はいるのです。

ただ、ここぞという時に、話せる自分が出てこないというのが問題なのです。

整理してみましょう。

この方の悩みは正確に言うと。

☓ 人と話せない。

ではなく

◯ 話せる自分が出てこない時がある。

ということなのです。

【あなたの中の複数のキャラクター】

心理の世界をひもといてみると、あなたという存在は1人ではありません。

人の潜在意識の中には、実にさまざまな人格(キャラクター)が入っていて、その数は数十〜数百と言われています。

あなたという存在はつまり、複数のキャラの寄せ集めなのです。

そのキャラクターのことを心理の世界では「パート」と言います。

オーケストラのパートを思い出していただくとわかりやすいですね。

バイオリンのパートもいればピアノもいる。チェロもフルートもいて、オーケストラの全てのパートがバランスを取って、1つの音楽を奏でます。

同じように、あなたという存在も、さまざまな場面で、さまざまなパートが出てきて、対応していますが、それらの対応、反応をひっくるめて、あなたの性格であり人間性なのです。

先生や上司の前では従順なパート。

家族の前では反抗期みたいに口の悪いパート。

仕事をしている時はキリキリと頭が回る仕事モードのパート。

友人の前ではおちゃらけたパート。

人の輪に入ると気後れして喋れなくなる引っ込み思案なパート。

珍しいところでは、外人を前にすると、英語で話すエセアメリカ人のような陽気でフランクなパート出てくることがあります。

これら全てをひっくるめて、あなたという性格が出来上がっているのです。

しかし、こんなにたくさんのキャラの寄せ集めであるはずのバリエーション豊かな自分を、どうして私たちは「人見知り」という限定されたレッテルによって、閉じ込めてしまうのでしょうか?

【思い込みがセルフイメージを作る】

人というものは、良い経験よりもネガティブでショッキングな出来事ほど強い印象を受けて記憶に残しやすいものです。

ですから、人と上手くしゃべれなかった経験があると、すぐに自分に対して「人見知り」や「引っ込み思案」といったレッテルを貼ってしまいがちです。

そして、そうやって、レッテルを張ってしまった途端に、人と気兼ねなく話せている他のパートの存在は忘れられ、「人見知り」がセルフイメージとなります。

セルフイメージができあがると、今度はセルフイメージに合った人見知り体験だけがどんどん印象に残っていき、それ以外の自然に楽しく話せた体験は盲点となって記憶に残らなくなってしまいます。

こうして、どんどん「自分は人見知りで、人と話せない。」という認識が強化され、人見知りが真実のように思えてくるわけです。

でも、よくよく振り返ってみると、盲点として印象に残っていないだけで、実は結構話せる自分も存在しています。

あなたはどうでしょうか? 

ここで、少し時間を取って振り返ってみてください。

話が続かなかったり、人見知りモードな時もあれば、饒舌に話すモードもありませんか?

自分ではなかなか気づきにくいものですが、あなたの中にもいろんなキャラ(パート)が存在していて、さまざまな人とさまざまな関わり方をしているものです。

【性格の問題ではなくキャラの問題にする】

このように、自分というものを1人ではなく、複数の寄せ集めだとする捉え方は、とても便利であなたの助けになってくれます。

例えば、大学に入学して、新しいグループの中で人見知りして、話が続かなかった場合。

これまででしたら「またやってしまった…。私ってなんて面白くない人間なんだろう…。」と深刻に落ち込んでしまっていたかもしれません。

でもパートという考え方に馴染んでくると、

「あちゃ〜。人見知りキャラが全開になってる…(^_^;)」と、自分に対してユーモアと距離を取って扱えるようになります。

つまり、問題は自分の性格ではなく、自分の中のキャラの発動タイミングの問題に変わるのです。

そして今後の対策も、大学の新しい友人グループに対して、

・自分のキャラを模索する。

・キャラを定める。

・キャラを育てる。

といった努力に変わっていくのです。

これまでに漠然と悩んでいた「暗い自分を変えなければ…」といった問題や、努力の方向性とは大違いです。

あなたの性格が暗いのか明るいのか、面白いのかつまらないのか、そういうことは決して一概には言えませんし、わかりません。

誰かの前では明るく面白かったこともあったでしょうし、他の誰かの前では暗くつまらなかったこともあったでしょう。

また無理に明るくなくても、「暗い面白さ」というものもあるかもしれません。

だから、一旦自分の性格についての悩みは脇に置いて、今の環境を楽しむのに役に立つキャラを育てることを意識してください。

そこに意識が向かい始めると、コミュニケーションに失敗しても、笑いながら軽い気持ちで違うチャレンジができたり、

バラエティー番組や周りの友人のやり取りを見て、いろんなキャラ設定を学ぶことができるようになります。

そしてある時、あなたのキャラがバシッと定まると、不思議なくらい楽に自分の口から言葉が溢れ出すことに驚くことでしょう。

【コーチング】

・明日からのあなたの日常を楽しいものにしてくれる力があるのは、あなたの中のどんなキャラクターでしょうか?

・そのキャラクターが完全に発動したとしたら、どんな風に人と関わり、どんな姿勢で、どんな表情で、どんなことを話していますか?
posted by ms at 16:47| Comment(2) | 会話が苦手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

自分を変えるための3つの道

みなさん。こんにちは。

丁寧に丁寧に必要なことだけをお伝えしようと、そう思って、このブログはとてもマイペースな更新になっています。

ですがまだ記事数が10しか無いにも関わらずコメントを頂き、そして毎日150近いPVを頂いています。

とても励みになってます。ありがとうございます。

さて、今日は自分を変えるための、とても大切なお話しをします。

世の中には自己啓発書や心理学の本は本当にあふれるほどあります。

そして、それぞれの本に、それぞれの著者のとっておきの方法が紹介してあります。

・自分をポジティブに変えるための方法。

・生活を豊かにするための方法。

・人間関係を良くするための方法。

しかし、実際にそれらを試して、最初は上手く行ってもなかなか持続することはできないものです。

最初は感じていた効果を実感しにくくなったり。

効果を感じていても「なんとなく」続ける気がしなくなって、やめてしまったり。

本を読んだ時の感動と興奮も3日もすればどこ吹く風で、またいつもの日常のいつもの自分に戻ってしまいます。

いったい何がいけないのでしょうか? 

この方法が自分に合っていなかったということでしょうか?

それもあると思います。

でも、もし自分に合った方法だったとしても、人は「なんとなく」その努力をやめて元の自分に戻ってしまいます。

大きな失敗もなく、「なんとなく」やめてしまうのです。

まるで「なんとなく」に支配されているように。

では、いったいその「なんとなく」とは何なのでしょうか?

まずはそこを探っていきましょう。

【あなたを支配している者の正体】

何か新しい方法で自分を変えようと思った時、

人は変えようと思い立った今現在から、行動を積み重ねることで変えようとします。

例えばレコーディングダイエットの本を読んで、やってみよう!!と思った時、食べたものを記録するのは今日からです。

当然の話しですが、誰も3年前からさかのぼって始めることはできません。

それはつまり、過去の自分は置いておいて、今ここの自分から変わろうとするということです。

しかし、人の潜在意識というものは、過去の自分の体験を参照にして現在の反応を自動的に決めてくれています。

ですので例えば、過去を振り返るとこれまでの人生は、面倒くさがりで、いろんなことを先延ばしにして、いろんな人に迷惑をかけてきた。

そんな経験があると、その経験を参照に潜在意識は今現在の反応を作りますので、いくらレコーディングダイエットに感銘を受けて、目からウロコを落として感動して、

これで本当に痩せられる!!!!!

っと思っても、

潜在意識は一度読んだダイエット本よりも、これまで何十年もの間にあなたが取ってきた三日坊主の記憶をもとに、明日を作ります。

その結果、3日が過ぎると、なんとなくヤル気が無くなってきます。

効果のありそうな方法なのに、なんとなく、本当になんとなく、ヤル気がなくなるのです。

人とのコミュニケーションスキルを学んでも、潜在意識はこれまでの人生の長い間自分が人見知りで、気まずい沈黙を何度も体験したという事実を元に今の自分を作ります。

だから3日もすれば、なんとなくいつもどおりの人見知りをしています。

ポジティブ思考の本を読んで、今日からは前向きな言葉で話そうと思っても、潜在意識はこれまでにネガティブな言葉で人と関わった経験を参照にして、今日の自分の反応を作ります。

だから3日もすれば、なんとなくいつもどおりネガティブは言葉を話しています。

つまり、いくら本を読んで今新しい技法を行なっても、私たちは過去の記憶によって縛られて動けないでいるのです。

これが目立たないが確実に私達を支配している「なんとなく」の正体です。

では、どうすればこの支配から逃れて、よりよい自分に変えていけるよでしょうか?

方法は3つあります。

【自分を永遠に変えるための3つの道】

まず1つ目は、潜在意識に過去ではなく、未来を参照に活動してもらうことです。

潜在意識は過去の記憶を参照にしますが、もしあなたがなりたい未来の自分をしっかりとイメージして、

それが具体的であり、魅力的で、そして過去の記憶よりも未来のイメージの方が印象が強ければ、潜在意識は未来のイメージを参照にして現在を作ってくれるようになります。

実は未来のイメージというのも、記憶と同じイメージ(映像)です。

未来を空想することで、空想したイメージが脳に明記されるという意味で、それは「未来の記憶」です。

理想的な自分をイメージすることを繰り返していると、あなたの潜在意識は過去の記憶よりも、未来の記憶の方を参考に、今現在の反応を作ってくれます。

そのために大切なのは、視覚イメージだけではなく、体感覚、聴覚、感情なども巻き込んでイメージすることです。

つまり実際の過去の体験と同じリアリティーを使って、未来の記憶を作るのです。

次に2つ目の方法は過去の記憶を書き換えてしまう方法です。

そんなことができるのか! と言われそうですが、ある種の心理セラピーはそれを可能にします。

レコーディングダイエットという方法を知ったならば、私なら最初に食事が乱れだした20年前から始めます。

記憶を上書きするのです。

これも視覚イメージだけではなく、体感覚、聴覚、感情なども巻き込んでイメージすることで可能になります。

そして3つ目にご紹介するのが、過去から自由になるための、最も簡単な方法。

それは、演じるということです。

例えば高いコミュニケーション能力を身に着けたいなら、島田紳助になったつもりで演じてみる。

そうすると潜在意識は自分の記憶ではなく、テレビで見た島田紳助の姿や記憶を参考にして、島田紳助の人生経験を勝手に想像して、島田紳助という在り方を再現してくれます。

それは自分の過去の記憶や過去の時間軸から自由になり、誰か別の人の記憶と時間軸を活用するということです。

そしてその島田紳助を演じた体験はあなたの経験値として刻まれますので、いずれは島田紳助のように人とかかわった記憶が増え、

あなたの本来の姿が、島田紳助に近づきます。

演じるというのは、自分の過去の時間軸から飛躍して、体験しようの無かった新しいパターンを学ぶための、かなり突飛な裏ワザなのです。

(だから役者さんは、何でもオールマイティーにこなせる人が多いですよね。)

これを使わない手はありません。

あなたが知っているいろんなタレントや著名人、友人、先輩など、それら全てが、演じて真似るための素材として使えるのです。

テレビや映画でいろんな人を見てきたということは、あなたはとてつもない財産をお持ちだということです。

あなたはいったい誰のようになりたいでしょうか?

そしてその人を演じてみると、身体の姿勢はどのようになるでしょうか?

頭の中はどのような思考が出て、どんなイメージが見えるでしょうか?

今日をそのように振る舞って、その人のふりをして過ごしてください。

あなたは自由です。自分の記憶の制限がはずれると、どれだけのびのびと才能を発揮することになるのか。

きっと驚かれることでしょう。

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2012年04月22日

書くことでブレない軸を作る

HSP(過度に敏感な人)は、一般的には生活の中での物事の捉え方が丁寧で、

物事を深く理解しようとする傾向があります。

普通の人がサラッと流してしまう事柄の奥に、法則を見つけたり、その裏側で起こっていることに気付いたりするのです。

洞察力が高く、物事の本質を見抜く目を持っているということです。

「どういう理由かはわからないけど、とにかく直感的に言って、これはこうなるんだ。」

「なんで?って言われても、感覚的にこうだとしか言えない。でも実際にいつもそれで正しいんだ。」

これらは、まさにHSPやエンパス特有の表現です。

彼らの敏感な神経システムは、普通の人よりもたくさんの情報を受け取って結論を出しますが、

それらのほとんど無意識下での情報処理なので、本人にもその理由が分からないことが多いのです。

理由はわからないけど、なんとなくこうなるということは分かる。

だから時に、HSPの言葉は予言のように聞こえることがあります。

そしてこれこそが、HSPやエンパスである皆さんが、この社会で職を得て貢献していくための才能です。

普段は「生きづらさ」と感じているその繊細さ。

これこそがあなたが生きるために受け取ったギフトなのです。

このギフト、才能は生涯をかけて磨き、そして職業の中で役立てていく道を模索していくことになるでしょう。

ただ、今回は、まだ若くて職も無く、自分と他人との違いもよく理解できていない10代20代のHSPのために、

この才能に翻弄されない方法をお伝えしておきましょう。

【情報で溢れかえる脳】

少しの事柄を見て、多くの本質に気づくHSPの能力は、有用な才能ですが、その細かな気づきを1つ1つ誰かに伝えるわけにもいかず、

HSPの頭の中は、いろんな気付きや思いや感情で、すぐに溢れかえってしまいます。

特に大きなトラブルが無くとも、彼らの頭の中はいっぱいいっぱいになってしまいがちです。

Twitterやmixi、Facebookなどのソーシャルメディアが発達した情報過多な現在では、なおさら混乱しやすくなっているでしょう。

そこで、HSPである皆さんに、この情報化の時代を混乱すること無く生きていくために習慣にしてもらいたいのが、「書く。」ことです。

【書くことで脳をクリーンナップする】

人よりもたくさんの情報を受け取って細かく処理してしまうのがHSPの神経システムです。

その結果HSPは、1日を終える頃には、頭も心もいっぱいいっぱいで、疲れてしまっています。

そこで、ノートを取り出して、何でも今思っていることや、引っかかていることを言葉にして書きだすのです。

そうすると、頭の中をグルグルと回っていたいろんな気付きや洞察が、どんどん頭の外に出て、すっきりとしてきます。

そして気持ちも頭も軽くなっていきます。

気づき過ぎるHSPにとって、それを頭に残しておかずに紙に書き出して完了させていくというのは、とても大切なライフスキルです。

【書くことで人格を鍛え上げる】

そして、書くことは人格を作ります。

ここまでソーシャルメディアが発達した現在では、書くことは誰かに何かを伝えるための伝達手段になっていますが、

書くことの力はそれだけではありません。

誰に伝えるつもりもない言葉を、自分と向き合うように使っていく。

自分の思いを紙面に刻みこむように、書いていく。

そうすることで自分自身の思いを強化したり、考えを客観的に見なおしたりすることで、自分思考はより洗練されて練り上げられていきます。

自己対話のように研ぎ澄まされた「書く」という行為は、その人の人格を練り上げます。

実際に、日記に自分の思いを書いていた昔の文人は、凛としてブレない精神の軸を感じさせてくれました。

表情に独特に深みと凛々しさが漂うものなのです。

【書くことの2つの力】

書くことはHSPにとって2つの意味があります。

1つは、敏感な神経システムによって気づき過ぎた情報を、クリーンナップして、脳の中のメモリーを軽くすること。

2つは、書くことを通じて自分の人格を練り上げ、敏感でいながらも凛としてブレない精神の軸を作ること。

まずは今頭の中に巡っている思いを書き出すことから始めてみては如何でしょうか?

思ってもいない言葉が出てきて驚かれるかもしれません。

*****

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2012年02月27日

自分を変えるのではなく、扱い方を学ぶ

今日の昼過ぎにマクドナルドに行くと、男子中学生の集団がいて、大きな声を出してふざけあっていました。

中学生にありがちな、荒々しい動き。

彼らの後ろに並びながら、そんな荒々しい動きの1つ1つに、私の身体が反応しているのに気付きました。

妙に感覚が繊細になっていて、警戒しているのです。

ビクッとしたり、イラッとしたり、

普段はこんなことは無いのですが、今日の自分の反応は驚くほどデリケートでした。

いったいなぜこんなにデリケートになったのか?

答えはすぐに分かりました。

今日の朝からずっと、PCに向かって書き仕事をしていたからです。

書き仕事をすると、頭をものすごく精妙に使うので、神経が研ぎ澄まされていきます。

そして、気が頭にばかり集まり、身体がガラ空きになります。

その状態は、外界の刺激に対して、ものすごく弱い状態なので、ちょっとした刺激に過剰に反応するのです。

つまり、たまたまデリケートなモードになっていたということです。

私は中学生達の後ろに並びながら、身体を伸ばしたり呼吸法を行なったりしながら、普段のタフな自分に戻して行きました。

しばらくすると、しっかりと感覚を立て直すことができて、いつも通りマクドナルドの雑多な客層の荒々しい雰囲気の中で、落ち着いて食事をすることができました。

さて、今日あった何気ないエピソードをお話ししましたが、この場面から皆さんにお伝えしたいことが3つあります。

それは

(1)本来の持って生まれた性格が原因ではなく、気を使う仕事柄、経験によって繊細な性格になっているケースもありえるということ。

(2)誰しも、自分の性格の中には、繊細モードもあれば、イケイケモードもあり、それらは場面場面で細かくモードチェンジしている。

(3)以上の2点を理解することで、自分を変えることは可能である。



の3点です。

では、1つ1つ見て行きましょう。

(1)本来の持って生まれた性格が原因ではなく、気を使う仕事柄、経験によって繊細な性格になっているケースもありえるということ。

「人と上手く話せない。」という訴えで、カウンセリングに来られたクライアントさんにお話しを伺ってみると、

それは性格(パーソナリティ)の問題ではなく、職業病だというケースが多々あります。

例えば、プログラマーで仕事上のコミュニケーションも大半がメールで済んでしまうために、会話をすることがない。

少しのミスも許されない厳密さを求められる仕事のため、プライベートで雑談のような砕けた会話ができない。

などがそれです。

脳というものは、驚くべき自由度があり、よく使う神経回路は発達し、使わないものは消滅していきます。

ですので、特殊な仕事環境によって最適化された脳が、対人関係の上では問題になることが多いのです。

つまり脳の使い方にも、バランスが必要だということです。


(2)誰しも、自分の性格の中には、繊細モードもあれば、イケイケモードもあり、それらは場面場面で細かくモードチェンジしている。

「緊張してしまって、人と会話ができない。」と訴えるクライアントさんに、「緊張せずに会話ができる相手はいませんか?」と訊いてみると、

「そういえば母親とか家族となら大丈夫ですね。」と返ってきます。

当然のことと思われるかもしれませんが、これはとても大切な気付きです。

なぜなら、これはその人に「リラックスして話す能力が無い。」のではなく、「能力はあるが、必要な時に引き出すことができない。」ということを表しているからです。

能力が無い。

から、

能力はあるけど必要な時に引き出せない。

へと、とても大きなパラダイムシフトです。

そして最後です。

(3)以上の2点を理解することで、自分を変えることは可能である。

以上の気づきから、職業柄、偏った脳の使い方をしているなと思ったら、それを修正するために、人と雑談する機会を取り入れる。

そして、

パーソナリティの面では、繊細で緊張しやすい自分を、強い自分に変えるのではなく、

繊細な自分のモードはそのままに、外行きモードの自分を育てていくことを意識する。

そして、その外行きモードをいつでも必要な時に引き出せる訓練をしていくわけです。

自分を変えるのではなく、モードを育てて扱い方を学ぶ。

そうすると、繊細さは自分の性質として残しつつ、それが使える所では使いつつ、一歩外に出たら、臆すること無く人間関係を楽しむことができます。

繊細な自分を守るための盾となるモード(キャラクター)を手に入れることができるのです。

まずは、いろんな場面で、いろんなモード(キャラクター)の自分が出てきていることに気付くことから始めてみましょう。
ラベル:HSP
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2012年02月20日

晴れない気持ちを解消するフォーカシング

みなさん、こんにちは。

カウンセリングやセミナーの準備に追われていまして、こちらのブログもすっかりご無沙汰になっておりました。

でも、HSP(過度に繊細な人)やエンパス、そして自己尊重(セルフ・エスティーム)の低さ、そういったことで生きづらさを感じていたり、悩んでいらっしゃる方がとても多いことは、日々のカウンセリング経験の中で実感しています。

そして、カウンセリングに来られる方というのはほんの一部で、その裏にはカウンセリングに行く勇気が無く、一人で悩んでネット調べて、なんとか自己解決しようと頑張ってらっしゃる人達がたくさんいらっしゃるのだと思います。

このブログはそういった人達に向けて、ゆっくりと丁寧に大切なことを伝えて行こうと思っています。

今後ともよろしくお願いします。

それでは本題です。

前々回の記事で、HSP(過度に繊細な人)として生きていく上で必要な能力として、感情読解能力が大切だよ、というお話しをしました。

>>こちらです。

感情読解能力と言いましても、人の感情を読む能力ではありません。自分自身の微妙な感情の変化を正直に読み取る能力のことです。

自分が今、どんな感情を感じているかに気づく能力と言っても良いでしょう。

この能力が高まると、

日常的に感情の渦に巻き込まれやすいHSPでも、しっかりと自分の感情に気づい整理ができるようになり、自分を落ち着かせることができます。

そして、もう1つの利点としては、この熾烈な競争社会の中で、繊細なHSPがお金を稼いで食べていくための能力としても役立つのだと説明いたしました。

詳しくは繰り返しになりますので、こちらをお読みください。


では、どうやってこの感情読解能力を磨いていけば良いのか?

今日はその部分についてお話ししたいと思います。


【感情とは何だろう?】

はじめに、そもそも感情とは何であるかというお話しから進めて行きましょう。

怒り、悲しみ、喜び、罪悪感、虚しさ、感情にはいろんな種類がありますが、それら感情とは一体何なのでしょうか?

例えば怒りという感情について、考えてみましょう。

怒りという感情はいったい何なのでしょうか。どこに発生するどんな感覚なのでしょうか。

今、少し時間を取って、過去に感じたことのある怒りの感情を思い出して、それを感じてみてください。

はい。

面倒臭がらずに、


少し、

やってみてください。

…。



いかがでしたでしょうか。

怒りという感覚を感じようとすると、自然に自分のお腹や内臓に意識が向かったと思います。


そうなのです。


怒りという感情はお腹に発生するある種のエネルギーなのです。

「腹が立つ。」「はらわたが煮えくり返る。」「腹に据えかねる。」など、いろんな慣用表現が、

腹の感覚=怒り

と、表現していることからも分かりますね。

そのように、

怒り、虚しさ、恐れ、喪失感、悲しみ、喜び、焦燥感、罪悪感、といった全ての感情というものは、身体に発生したエネルギーなのです。

例えば、罪悪感はみぞおち辺りに発生したモヤモヤとしたエネルギー。

喪失感は胸のあたりがごっそりと抜け落ちたようなエネルギー。

という風に、全ての感情は身体感覚として感じ取れるものなのです。

ですので、感情読解能力を鍛えるとは、自分自身の腹のムカムカを感じ取る、身体感覚を鋭敏に磨いていくことに他ありません。


【感情を感じるレッスン】

それでは実際に感じてみましょう。

今、ご自分の

お腹

みぞおち



のど

辺りに意識を向けてみましょう。

そして、そこに何かわだかまっていたり、モヤモヤと居心地の悪さを感じている感覚が無いかを探してください。

そしてそれをしっかりと意識で捉えて感じてみてください。

どこが、どんな感覚ですか?

モヤモヤ、ざわざわなど、言葉で表すとするとどんな言葉になりますか?

色があるとしたら何色をしていますか?

形があるとしたら?

重さがあるとしたら、重いですか軽いですか?

そうやって、感情感覚を特定して色や形として捉えていくと、どんどんはっきりとしてゆきます。

脳がその曖昧な感覚を具体的に認識し始めるのです。

そして、そうなっていくると、その感情は扱えるようになってきます。

その感覚は、意味や思いを持って存在していますが、その思いにはまだ言葉がついていません。

具体的な例で言うと、

モヤモヤとしていますが、まだ「友人の一言で、自分を軽く見られたように感じて納得行っていない。」という本当の気持、正確な言葉はまだ付いていない状態です。

だから、モヤモヤしたままなのです。

そこで、その感覚の本心に気づいて、モヤモヤに正確な言葉をつけてあげて、理解してあげると、そのモヤモヤは小さくなります。

感情が解消するのです。

ですので、ここで大切な質問は

「その感覚は今何を感じて、私に何を伝えようとしているの?」

という問いかけです。

「何を思ってるの?」「何を感じているの?」と何度も質問しながら、その身体感覚にしっかり意識を向けて、言葉を本心を引き出そうと集中してください。

そうすると、なんとなく、こういう気持ちだったんだと気付けるかもしれません。

はっきりとした言葉としては分からないけど、なんとなく、それが怒りだったのか違和感だったのか、悔しさなのか、感情の種類はわかるかもしれません。

この身体感覚の声に気づいて言語化できる能力。

それが感情読解能力です。

何か小さな違和感を感じる度に、こういったワークを重ねることで、感情読解能力は磨かれていきます。

逆に、身体感覚に意識を向けずに、頭だけで考えを整理していると、この能力は永遠に磨かれず、

「頭ではわかってるんだけど、なんかモヤモヤしている。」という状態から抜け出せなくなります。

以上、長々とご説明してきましたが、今体験していただいたワークはフォーカシングと呼ばれる心理療法の1つです。

フォーカシング 

ユージン・ジェンドリンにより開発された、心の実感に触れることで、変容を及ぼす心理療法。


HSP特有の生きづらさを克服していきたい方は、是非、フォーカシングの本を読んで、今やったようなワークを深めていってください。

これを行なっていくことで、感情読解能力が育ち、生きる上で、自分の感情と付き合っていく上で、一生もののスキルが手に入りことを私が保証します。

まず、あなたの身体の声(感情感覚)と仲良くなることが、HSPであるあなたがこの時代を生き抜く上での、最初の一歩なのです。

自宅で音声誘導を聞きながらフォーカシングのトレーニングができるように、プログラムを開発しました。
HSPに必要な心理スキルを修得する。HSPセラピープログラムはこちら

以下はフォーカシングに関してのオススメの本をご紹介いたします。

まずは、もっとも売れているフォーカシングの代表作。

「やさしいフォーカシング―自分でできるこころの処方」
アン・ワイザー コーネル (著)

フォーカシングそれはカール・ロジャーズの流れに立ち、うまくいったカウンセリングのエッセンスを集約した方法。心でも身体でもない“あいまいな実感”を手がかりに、こころのメッセージを聴いていく静かで穏やかなセルフヘルプ法あらゆる癒しの基本的技能。


やさしいフォーカシング―自分でできるこころの処方 [単行本] / アン・ワイザー コーネル (著); Ann Weiser Cornell (原著); 大沢 美枝子, 日笠 摩子 (翻訳); コスモスライブラリー (刊)


もっと気楽に学びたい方はこちらがオススメ。

「マンガで学ぶフォーカシング入門―からだをとおして自分の気持ちに気づく方法 」
福盛 英明 (著), 森川 友子 (著), 村山 正治 (監修)

「フォーカシングって何?」 フォーカシングをまったく知らない人にもわかるように、マンガやイラストを駆使してやさしく解説した入門書。フォーカシングのやり方を具体的に紹介。

マンガで学ぶフォーカシング入門―からだをとおして自分の気持ちに気づく方法 [単行本] / 福盛 英明, 森川 友子 (著); 村山 正治 (監修); 誠信書房 (刊)
ラベル:HSP 感情読解能力
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2011年12月18日

エンパス診断 共感しすぎる人々

診断テストで、初めてHSP(過度に敏感な人)という言葉を知って、自分がHSPだとわかって、納得した方も多いのではないでしょうか。

そうやって自分の属性を知って、自分をカテゴライズすることには、良い側面と悪い側面があります。

良い側面は、

この敏感さは自分の努力不足のせいじゃなかったんだと気づいて、自己否定を止められること。

そして、その性質を受け入れて、性質に合った生き方やスキルをマスターして行こう!という出発点に立てることです。

悪い側面は、

自分は元々こういう人間なんだと諦めて、うまくいかないことを生まれ持った性質のせいにして、被害者になってしまうことです。

つまり、カテゴライズすることの力を引き出せるかどうかは、その人の心がけと使い方次第なのです。

そして、今回は、HSPとよく似た、新しいカテゴリーを紹介したいと思います。

これもまた正しく理解すると、ある種の人達にとって救いとなるものだと思います。

私自身もそれに当てはまり、その性質の特徴を読んだ時、「そうだったのか!」と、とても納得するとともに、癒された記憶があります。

その分類とは、

エンパスと呼ばれるものです。

エンパスとは、生まれ持って共感能力が高い人のことを指し、アメリカ人の10人に1人がそれにあたるとされています。

しかし、日本人はもともと場の空気を重んじる民族性もあり、なんと5人に1人の割合でエンパスが存在していると言われています。

エンパスには様々な種類がありますが、とにかく共感、共鳴しやすいというのが、その特徴です。

例えば、

◆ 相手が何を感じているかを察してしまって疲れる。

◆ 肩こりや、痛みなど、相手の病状の影響を受けてしまう。

◆ 人といると自分の思いがわからなくなって、言いたいことが言えない。

などが思い当たるとすれば、あなたもエンパスかもしれません。

詳しい診断はこちらで3分でできます>>エンパス度診断

私も70点レベルのエンパスなのですが、エンパス特有の共感能力や洞察力を使って、カウンセリングの仕事をしています。

エンパスという性質は、普通に生きていると生きづらさと感じる部分が多いものですが、

しっかりと自分の性質を理解して、強みを 活かすような仕事や環境を選ぶと、他の人には真似できない才能となるのです。

エンパスという性質を欠点とするのか、才能とするのか?

それは、あなたの自己理解と環境調整力にかかっています。

詳しい診断はこちらで3分でできます>>エンパス度診断
ラベル:エンパス
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2011年12月16日

HSPが鍛えるべき能力

あなたがもし自分がHSP(過度に敏感な人)だと気づいたら、普通の人以上に自分に対して正直であることを心がける必要があるかもしれません。

HSPが敏感であるというのは、外側の現実に対してだけではありません。

自分の心の内側の不調和に対しても敏感なのです。

例えば、

何が原因がわからないけど気分がすぐれない。

何が原因がわからないけど胸がモヤモヤする。

そんな感覚があったら、それは自分の中の不調和のサインです。

まだ意識化されていない、身体レベル(無意識レベル)のメッセージを意識化するために、しばらくそのモヤモヤとした感覚に意識を向けて、

胸のモヤモヤが何をうったえているのかを感じ取る必要があります。

そうすると気づきます。

さっき友人に送ったメールに僅かな嘘があって、それをモヤモヤと気持ち悪く感じていたのだと。

あるいは帰り際の恋人の言葉に、不安を感じる要素があったのかもしれません。

どちらにせよ、それに気づいたら、実際の行動によって対処するのか、あるいは今後は注意するとして、今は対処しないのかを決断をする必要があります。

決断するとモヤモヤは無くなり、スッキリと解消して、また自分らしい統一された感覚に戻ることができます。

自分の中に偽りもやましさもない、晴れ渡った空のようにすっきりとした感覚でいられるのです。

しかし、それをせずに、そういったモヤモヤを残し続けると、自分の中に騒音が増えていき、ついには自分が何を思っているのか、何を求めているのかさえ分からなくなり、混乱してしまいます。

そして、生きている実感や喜びを感じられ無くなります。

HSP(過度に敏感な人)ではない、タフな人達の中には、自分に嘘を付くことを比較的簡単にやってのけることができる人もいます。

彼らは外側の人間関係や環境に対してタフなだけではなく、自分の内側に対してもタフなのです。

ですから、例えば自分が粗悪だと感じている商品でも、それが仕事だと割り切れば、セールスして売ってくることもできます。

でもHSPがそれをすると、途端に良心の呵責によって内臓がざわめき始めます。

それでも我慢してその仕事を続けていると、やがては体を壊してしまうことでしょう。

HSPにとって、自分の内面に正直でいることは、何より大切なライフスキルなのです。

そして、自分の内面に正直でいるためには、まず自分の内面の声を聞くスキルを身につける必要があります。

自分の内面の声を聞くスキル。

これは学校では教えてもらえません。

自分で意識的に訓練していくしか無いのです。

【感情読解能力を身につける】

例えば、先の例のように、胸にモヤモヤがあった時に、あなたはしっかりとその感覚の正直な声を読み取れるでしょうか。

モヤモヤが気持ち悪いから、そのままお酒を飲んでごまかしたり、寝て忘れたりして終わりにしていませんか?

このモヤモヤとした感覚は、フェルトセンスと呼ばれるものです。

フェルトセンス=意味のある感覚、です。

つまり、そのモヤモヤは何かしらの意味やメッセージとして主張しているわけですが、まだ意識の上で理解されたり言葉をつけたりはされていない状態なのです。

これに言葉をつけて、自分の無意識の声、感情、本心に気づいていく能力。

この能力を感情読解能力といいます。

【HSPならではの武器とは】

HSPの人達にとってこの感情読解能力は、一生にわたって磨いていく必要がある能力だと、私は考えています。

その理由は2つあります。

1つは、先に挙げたように、自分内面に敏感なHSPが内面を不調和にしてしまうと、そもそもの幸福感も安心感も得られないからです。

幸せを感じるために必要というわけです。

そしてもう一点は、

HSPにとってこの能力こそが、仕事として社会貢献できる能力へとつながる武器となるからです。

HSPならではの才能。

HSPの強み。

になるのです。

例え話しをしましょう。

あるカフェの経営者がお店が繁盛していないことに悩んでいたとします。

でもその経営者は何が問題なのかわからない。

でも、感情読解能力を磨き上げたHSPのあなたが、その店に行って、自分の身体の声(フェルトセンス)に意識を向けると、

この店の入り口に警戒心を感じたり、壁紙の色と、テーブル同士の距離に違和感を感じていることがすぐにわかります。

普通の人が感知し得ない無意識レベルの問題をいとも簡単に言葉にして、アドバイスすることができるのです。

またある時には、

友達が恋人の不可解な態度のことで悩んでいたとします。

HSPであるあなたはその場面を想像して、その恋人の身体の中に入って、自分のフェルトセンスに意識をむけるだけで、その不可解な態度の意味を理解して、つまり相手の本心を理解して、アドバイスすることができるでしょう。

こうした鍛え抜かれた感情読解能力を持つHSPは、普通の人ではできない微細な感覚を使って、

周りの人や社会に貢献し、価値を与えていくことができるのです。


では、どのようにして、その感情読解能力を鍛えて行けばよいのか?

それはまた、おいおいお話ししていきたいと思います。
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2011年11月18日

HSPを改善する認知療法

繊細すぎる人達(HSP)に対して、今現在、最もスタンダードな心理療法はおそらく認知療法です。

私のカウンセリングルームにも、日々、自分の繊細さや人見知り、気疲れに対して悩んでいるHSPの人達が、相談に来られます。

そして1つの選択肢として認知療法をおすすめすることがあります。(あくまで1つの選択肢に過ぎませんが)

HSPを改善できる認知療法とはどんなものでしょうか?

その理論はとてもシンプルです。

一言で表すと、

あなたが繊細な反応をするのは、心のなかに原因となる思考や思い込みがあるはずだ。だからその思考や思い込みを変えると、繊細な反応も変わるはず。

ということです。 (めちゃめちゃ乱暴にまとめましたが…(^_^;))

これを式で表すと以下のようになります。

【状況】友達が嫌な顔をした→→【思考】きっと私は嫌われているに違いない→→【感情】落ち込む

友達が嫌な顔をするという【状況】があるから、落ち込むという【感情】が生まれるわけではなく、

その間には【思考】という自由がある。

だから、【思考】をもっと適切なものに変えると、その後の感情も変わるぞ!というお話しですね。

この場合だと、「きっと私は嫌われているに違いない。」を「どうしたのかな?」くらいの思考に思えると、「友達に聞いてみよう。」という反応に変わり、気持ちも楽になるわけです。

だから、その瞬間に自動的に生まれてくる思考を見つめ直して、変えていくことで、感じ方や反応を変えていこう!というのが認知療法です。

HSP(過度に繊細な人)は単に思考の問題だけではなく、神経が敏感であったり、脳幹が鍛えらていなかったりと、物理的な問題がありますので、そこを鍛えるという方法もありますが、

あくまでソフトウェアである心の問題を改善する方法として、この認知療法というやり方には力があります。

そして、認知療法の中で言われている、陥りやすい思考パターンの癖には以下のようなものがあります。

HSPである方は、思い当たるフシがあると思います。

【10の認知の歪みリスト】

(1)”全か無か”思考
物事を「全か無か」「白か黒か」といった二分法で考えて、その中間など考慮に入れようとしない考え方。

(2)一般化のしすぎ
ひとつかふたつの事実を見て、「世の中すべてこうだ」と思い込む傾向。

(3)心のフィルター
たった1つの良くないことだけに意識が向いてしまい、他の良いものが何も見えなくなってしまう傾向。

(4)マイナス化思考
何でもないことや、あるいは良いことまで、悪い方に解釈して、悪い事と捉えてしまう傾向。

(5)結論の飛躍(心の読み過ぎ)
わずかな根拠から、相手の心を勝手に推測し、事実とは違う結論を下してしまう。
あるいは、根拠もないのに悲観的な結論を推測してしまう。

(6)拡大解釈と過小評価
自分の欠点や失敗を過大に捉え、逆に成功や長所は小さく見積もってしまう思考の癖。

(7)感情的決めつけ
「自分がこう感じているのだから、現実もそうであるに違いない」と誤って思い込むこと。
「自分が罪悪感を持っているんだから、相手は怒っているに違いない。」

(8)「すべき」思考
何をするにおいても、「こうすべきだ」「〜すべきではない。」「常にこうあらねばならない」
などと厳しい基準を作り上げてしまう思考パターン。

(9)レッテル貼り
「一般化のしすぎ」がより極端になったケース。ミスをした時に、そのミスを評価する前に「自分はダメな人間だ!」とレッテルを貼ってしまう思考パターン。

(10)自己関連づけ
身の回りで起きる良くない出来事を何でもかんでも、自分の責任だと思ってしまうこと。

いかがでしたか?

これあるある! となったのではないでしょうか。

ちなみに先に挙げた、

【状況】友達が嫌な顔をした→→【思考】きっと嫌われているに違いない

という思考は、(5)結論の飛躍(心の読み過ぎ)に当てはまりますね。

さて、今回のお話しの中で一番私が言いたかったことは、何かと言いますと、


神経が敏感だとしても、認知の歪みは修正できる。

ということです。

HSP(過度に繊細な人)は、もともと神経系が人より敏感にできています。でもそのことと、心の中の思考パターンが歪んできることとはまた別の問題です。

元々は、繊細だからこそ捉え方が極端で、認知の歪みが身について行ったのでしょうが、身につけたものは意識すれば外せるということです。

だから、神経は敏感で繊細だけど、捉え方や考え方はお気楽で生きやすいHSPも可能だということです。

HSPが幸せに気楽に生きるために、一度じっくりと時間を取って、心の修正をしていくのはとても役立つものです。
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2011年11月11日

忙しいと自分がわからなくなる人

HSP(過度に敏感な人々)は、毎日の生活の中で起こる様々な出来事に対して、深く丁寧に解釈をしていきます。

例えば、友達と会って話をした後も、その内容を何度も頭の中で思い返して、思い出し笑いをしたり、じっくりと幸せに浸ることができます。

日々をとても丁寧に生きているということですね。

これはこれで素晴らしい性質なのですが、スピードが速く情報が多い現代社会では、それが逆に生きづらさになっているケースがあります。

繊細で内向的な人たちが、日々の出来事を自分の中に落とし込むには、現代社会は余りにスピードが早すぎるのです。

私自身もサラリーマンとして働いていた時は、1日の仕事を終えても、いろんな出来事がありすぎて、それを気持ち的に完了することができずに困っていました。

興奮して眠れないこともありました。

もっと心の奥底で処理するべき感情や気づきがあるような気がするのですが、それに向き合っている暇が無いわけです。

そうやっていろんな出来事や情報を、自分の中に受けとめられないまま生活を続けていくと、次第に自分に着地していないような、自分から切り離されてしまったようなそんな感覚を覚えるようになります。

これは本当に、分かる人にだけ分かる感覚で、分らない人は一体何の話なのかと(笑)思われるかもしれませんが、HSPの当人にとってはとても重要な問題なのです。

もしかしたら、そういう問題に生きづらさを感じている当の本人ですら、自分の無意識の中に何が起こっているのかを理解できずにいるのかもしれません。

なんで、自分は気持ちがワサワサするのだろう。

この解消しきれない感覚はなんだろう?

そうやって、漠然とストレスを溜め続けて不眠症になったり、不満を持ったりします。

こういったタイプの方は、定期的に時間を取って心を整理して自分とつながる必要があります。

自分がHSPであることを理解して、それでもこの現代社会で生きていくために、自分のメンテナンスをする必要があるわけです。

今回は、私自身も定期的に行っているとても効果がある方法をお伝えします。

生活に流されて、自分とのつながりが薄くなっているなと感じたら、次のような時間を取るようにしてください。

【方法】

夜、暗闇の中で1人きりになり、ローソクの火をつけます。

1人であることと、暗闇があることと、火の光があることが大切です。

隣の部屋で誰かが起きてたり、テレビを見るたりするとダメです。寝静まるのを待ちましょう。

そして、耳栓をするか、あるいはゆったりとした音楽を流しましょう。

ローソクの火の元に、1枚の紙を置いて、なんでも心に浮かんだことや思ったことを書きましょう。
文章でなくても絵でも、箇条書きでも、書き方は何でも構いません。とにかく自分の心に浮かんでくるのをそのままに飾らずに紙に書いていきます。

急ぐ必要は全くありません。書くことを目的にする必要もありません。

ただ、暗闇とローソクの光の中で、思いのままに心を遊ばせてあげることが大切です。

そうするといつになく深い自分自身とつながれる感覚を感じられるようになります。

自分に着地している感覚が取り戻されていきます。

電球が発明されるまでの何万年もの間、人間は夜には闇と火の光の中で過ごしてきました。

だから、闇と火を見ると脳の中の精神性に関わる部分が活性化してくるのです。

夜には夜の心があるということです。

こういう時間を過ごして、思いつくことが出てこないくらいまで、紙に想いのままに書き出してから眠ると、翌朝の気持ちのすっきり具合に驚かれると思います。

体の軽さがまるで違うのです。

私にとって、今ではなくてはならない時間になっています。

同じような感覚に悩まされているあなたにお勧めします。

ただし、くれぐれもローソクの火には注意をしてくださいね。

*************

自分がHSP(過度に敏感な人)かな?と思ったら、HSP診断にチャレンジ!

posted by ms at 14:14| Comment(6) | HSP(繊細すぎる人) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

繊細すぎて生きづらい人々

対人恐怖や緊張、人見知りでなやんでらっしゃる方の中には、元々「自分の性格が敏感すぎて生きづらかった。」とおっしゃる方が多いものです。

こういった繊細な神経を遺伝的にお持ちの方は、5人に1人くらいの割合で存在していて、アメリカの心理学者エレイン・N.アーロン博士はその著書の中で、こういった人々をHSP(Highly Sensitive Person)と名づけました。

HSP(Highly Sensitive Person)
 つまり「過度に敏感過ぎる人」ということです。

繊細でまわりの物事を敏感に察知する能力があり、創造性や空想力も高いのですが、それが社会生活で裏目に出ると、打たれ弱さ、引っ込み思案、人見知り、となってしまい、生きづらさを感じてしまいます。

相談に来られる方の中にもこの性質に悩まされている方は多く、あまりに生きづらさが続くと、この性質が原因で「うつ状態」になってらっしゃる方もいらっしゃいます。

HSPの特徴を知るには、自己診断テストをやってみるのが一番です。

まずは下記の診断をしてみてください。

繊細すぎて生きづらい!HSP診断

いかがでしたでしょうか?

60点以上だとおそらくあなたはHSPでしょう。

ただ、点数は低くても、1つの設問が著しく当てはまり息苦しさを感じてらっしゃるなら、点数は低くてもHSPだといえます。

アメリカでも5人に1人は存在すると言われていますが、日本人にはもっと多いような気がしています。

それでは、自分がHSPだとわかったらどうすれば良いのでしょうか?

当カウンセリグルームでは、おおよそ以下の5つの方向で進めていくことで、HSPの性質を活かした幸せな生活を送るようになられます。

1 HSPが欠点ではなく、才能だということを理解する。

  自分の才能に気づかずに、自分をダメ人間だと思っているHSPが非常に多いのです。

2 過去の失敗体験をHSPという観点から再解釈しなおすことでトラウマを解消する。

  子供の頃にHSP特有の失敗体験があり、それによって今現在の自信を喪失させているケースが多くあります。

3 環境や生活スタイル、仕事のやり方をHSPの自分に合ったものにデザインし直せないか検討する。

  自分を変えることも大切ですが、外側の環境を自分に合わせていくことも大切です。

4 神経を鍛えるエクササイズで、過度の敏感さを解消する。

  HSPは性質なので完全に変えることは不可能だし、その必要もありませんが、様々なエクササイズによって、生きづらさを感じない程度に神経を鍛えることは可能です。

5 栄養療法によって過度な神経過敏を解消する。

  敏感な性格の人の血液には、ある特定の栄養素が足りていないというような特徴があります。それをサプリで補うことで、はっきりとした効果を感じる方が多いです。


以上のように、自分を理解して自分をどのように扱っていくか、という方向と、

自分を鍛えて変えて行くという、両方からアプローチをしていくわけです。

特に、鍛えるという方向はアーロン博士の著書や主張にはありませんが、私が臨床経験からは、かなりうまくいくと感じています。

「最近、くよくよしなくなった!!」と、自分の変化に驚かれる方が多いのです。


ものごころついた時から、どうも自分は人とは違うのではないか。

なんで自分はこんなに弱いのか。

自分にはこの時代は生きづらいのではないか。

そう感じてきた方は多いと思います。

でもそれを才能だとして受け止められたときに、新しい視界が広がり、自分の居るべき場所、能力を活かすべき場所が見えてきます。

そして、自分らしいオリジナルな人生を歩み始めます。

自分の性質や才能、そして人生の再解釈。

はじめてみませんか?

***ご好評いただいております***

「翌日から楽になった。」

「会社でのストレスに強くなった」

「心が楽になった。」など、

HSP自宅セラピープログラムがお陰様でご好評いただいています。イメージや身体感覚を使って、自分の扱い方を習得しましょう。

>>くわしくはこちら


posted by ms at 13:13| Comment(8) | HSP(繊細すぎる人) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ごあいさつ

このサイトはカウンセラーである私が、臨床経験の中で最も多い相談内容である、

人見知りや対人緊張について、最新の治療法をプロ目線でお伝えいたします。

それ以外にも、

人嫌い、

生きづらさ、

対人恐怖、

SAD(社会不安障害)

ひきこもり、

あがり症、

HSP(Highly Sensitive Person)

エンパス

AC(アダルトチルドレン)

ふるえ、

パニック

などは、

すべてのこのカテゴリーに入ります。

とにかく日本人は遺伝子の関係上、欧米の人に比べてこの症状に悩む方が多いものです。

そして、それにもかかわらずこれといった改善策が公には提示されていません。

そのため、心療内科に行って、薬をもらって無理やり緊張は押させるものの、何年経っても薬がやめられず、薬漬けの状態になっている方が多くいらっしゃいます。

また、全国に300万人以上いると言われる「引きこもり」の人達も、ほとんどは病院で診断されているわけではありませんが、症状としてはSAD(社会不安障害)に当てはまるケースが多いものです。

こういった症状に対して、薬物療法ではなく、根本的な治療をしていくための、理論と実践方法を提示していくために、このサイトを立ち上げました。

今後共よろしくお願いします。

posted by ms at 13:03| Comment(0) | はじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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