2016年11月28日

引きこもりは至福の時間

みなさん、こんにちは。カウンセラーの佐原です。

もうすぐ11月も終わりですね。

本格的に寒くなって来ましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。


僕は東京出張から大阪に帰ってきて、大切なイベントを1つ終え、そして今週こそはゆっくりしようと、気持ちを引きこもらせようと、たくらんでいます(笑)


引きこもりは最高ですね。


今日は誰にも会わずに天才心理療法家ミルトン・エリクソンの本をじっくりと読み進めて心に滋養を与えたり、

今は暗闇にローソクの火だけを灯してゆっくりと文章を書いたり、心を遊ばせたりと、静かな時間を過ごしています。

お供となる音楽はamazonプライムミュージックで選び放題なので、良いですね。

最近の引きこもり時間のお気に入りのBGMはノラ・ジョーンズです。

スクリーンショット 2016-11-28 0.56.55.png

力が抜けてて良いんです。

で、音楽をかけているのに、なぜか耳栓もしています(笑)

耳栓をすると本当にざわついた神経が休まります。

今は耳栓越しに聞こえてくるくらいのかすかな音楽が心地良いんですね。

このゆったりとした内向の時間。引きこもりの時間が至福です。


僕にとってはこの夜の引きこもりの時間を最高に輝かしいものとするために、昼の活動があると言っても良いくらいです(笑)

それくらいに必要な時間なんですね。

これは以前の記事で書いた、自分の響きを取り戻すための時間です。

>>『自分の中の響きに従う』

逆にこの時間が取れないと本当にきつい。


あ、そうそう。

今こうして僕が書いていることが「分かる!」と思う方は、例えば異性とお付き合いする際、あるいは結婚する際、

ちゃんと自分のこの性質をパートナーに伝えてくださいね。


「自分はどうしても一人で過ごす時間が無いと、おかしくなってしまう生き物なんです。」って(笑)


ちゃんと説明しないと、同じような感覚がない人にとっては、蔑ろにされているように感じて悲しませたり、恨みを持たれたり、

またその恨みによってせっかくの引きこもりの時間も、気持ちがパートナーの方に引っ張られたりして、良質な時間ではなくなってしまいます。

なかなか理解してもらえないかもしれませんが、それでも気長に説明してください。いつかきっと理解してもらえます。


自分の性質を理解すること。

それを言葉で上手く伝えること。

どちらも大切なんですね。


そして、それをちゃんと理解してくれるパートナーと一緒になってください。

お互いの異質さというものを、解消しようとせずに異質なまま同居させられるのって、成熟した関係だと思うし、素敵なことですよね。

そんな関係を築いてください。

焦らずゆっくりと。


僕はこうして、静かに一人で暗い部屋で心を遊ばせていると、自分の響きが取り戻されて、それが心の中に満ちてきて、

ある時にパカっ!て心の中で小さな箱が開くんです。

引きこもってしばらくして安全だと感じると、開く。

で、心の中が静かに一人でウキウキしている。

すると「あ、そうだ、あれをやろう。」って、心の深いところからアイデアや方向性が生まれてきたりする。

で、そういうアイデアはだいたい上手く形になるんです。


逆に昼の賑やかな人間関係や響きが揺らいでいる中で、これやろう!って思ったことはまだ腹落ちしていなくて、

ちゃんと夜にもう一度自分の響きに戻して、自分が根っことつながった状態になって吟味してみる必要がある。


それは本当に自分の根っこに根ざしたアイデアなのか、単に誰かの想念をキャッチしたものではないのか。

そうだとしたら、改めて自分の根っことつなぐことはできるのか?


そうやってちゃんと静かな夜を通過させないと、人生が誰かの雑多な想念や思いつきによって作られていってしまうんですね。

人生が整わないんです。


だから、僕は毎晩できる限りひきこもっています。

みなさんも疲れたなって思ったら、夜は暗闇にローソク。音楽に耳栓。そして引きこもって心を遊ばせてみてくださいね。

自分の響きを取り戻して、また明日から進んで行く元気が取り戻されると思います。

「元気」って、その人の「元」の「氣」の質ですからね。

そして実は人は日々いろんな人の想念の中で生きることで、たくさんの邪気を蓄えて重くなっています。

ローソクの火はその邪気を燃やして浄化してくれるんです。

だから、澄み切った「元」の「氣」に戻りやすいんですね。

毎晩、あなたの自身の「元」の「氣」に戻ってから眠りましょう。


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2016年11月06日

自分の中の響きに従う

みなさん、こんにちは。

今日は「響き」というものについてお話します。

このブログをお読みのHSP(Highly Sensitive Person)の方や、エンパスの方は、仕事で忙しくしたり人と関わる時間が多くなると、

自分を失ってしまったような感覚に陥ることが多いと思います。

自分の内側とつながれていないような感覚。

そして、休みを取って2日ほどゆっくり1人になってみると、ようやく内側から自分の生来の響きのようなものが現れて、ふっと元気になる。

あぁ、そうだった、これこれ。自分の感覚はこんなだった…と。


以前、カウンセリングに来られたクライアントさんにチェロの演奏に人生の多くを注いで来た方がいらっしゃいました。

私は人間の声に似たチェロの音色が好きなので、「いいですねー」と無邪気に言っていたのですが、

彼女はチェロの演奏がつらい。チェロを演奏すると調子が悪くなるとおっしゃっていました。

そして、機会を作って彼女の演奏するチェロを聞かせてもらったのですが、その姿から発する彼女の波長とチェロの男性的な響きとを目の当たりにして、

彼女の言っていることが理解できました。

自分を喪失してしまうような彼女のうつの原因の1つがわかった気がしました。

自分の響きとあまりに違うものに注いでいくことを強制された人生。

チェロは彼女の響きではありませんでした。

「私は本当はバイオリンなのにね。」と彼女は言いました。

まさに、その通りでした。

音色。

響き。

それは時に人間の本質をである『魂』の比喩として用いられたりしますが、

私はそれは比喩以上に真実に近いのではないかと思っています。

人の本質とは、魂とは、響きであり音色なのです。


だから人は恋をすると、自分の好きな音楽を相手に聞いてほしくなり、相手の聞いている音楽を知りたくなります。

それは魂と魂の、本質と本質の交換です。


またアフリカのトーゴ共和国では、赤子が生まれるとこんな儀式があると言います。

村の女性達が赤子を連れて森に行き、赤子を囲んで輪になり、その子の存在に意識をチューニングし、各々に声を発しはじめます。

そしてそんな皆の声が1つのハーモニーを生み出し、1つの音楽になっていく。

赤子の生来の響きを感じ取り、それを音色としてメロディとしてハーモニーとして、表すのです。

そして、その子が大人になるまでの間に、病気になったり道を外れた際には、また皆でその子を囲み、声を発し、そのハーモニーを奏でます。

その子の生来の響き、本質の響きへと立ち返らせることで病を直すのです。


それと同じことを私達も無意識にやっています。


休みを取って1人になり、好きな音楽や好きな本を読んでいると、自分の波長が取り戻され、そこから元気(つまり元来の氣=気質=響きです)を取り戻していくのです。

もう少しテクニカルには、雑念や思考というノイズを取り去る瞑想を通じて元来の響きを取り戻すこともできます。

そういったことをせずに、あまりに違う響きを奏で続けると、チェロ奏者の彼女のように、自分を喪失して自分の源から来るエネルギーにつながれなくなり、悪くすると病気になります。


とは言え今の生活において、自分の響き忠実なまま社会参加することは難しいと感じるかもしれません。

明るく笑顔でいる賑やかな世の中において、素の私の心のトーンは重すぎる。深すぎる。

荒々しくぶつかりあうような波長の職場の中で、私の響きは軽すぎる。繊細過ぎる。

だから、頑張って違う響きを奏でてみる。

そしてヘトヘトになって家に帰る。誰にも会いたくない。誰の響きにも影響されたくない。

一人になって開放されて、一晩眠ることで自分の響きを取り戻せるかと思えば、そうも行かず。

自分の響きが戻りきらないまま朝が来て、また違う響きを奏でに行く。

なんとこの世は生きづらいのか…。

そう思われる方も多いのではないでしょうか。

なぜ私は女性なのにこんなに重いトーンなのか…。

なぜ私はこんなに繊細なトーンなのか…。

それぞれに悩みます。


でも私は最近はこんな風にも思っています。

あなたや私の響きがどんなトーンであれ、それを持ってこの世に生まれ出てきているということは、宇宙という全体のハーモニーの一部であり、必要があるのではないかと。

それを押し殺して違うトーンを響かせるとしたら、宇宙はその完全性が損なわれ、不完全なものになってしまうのではないかと。


例えば私の魂はどこか深く静かな響きを持っていて、幼い頃は子供に似つかわしくないその響きを無意識に隠そうとしていました。

明るく無邪気な子供達の中で弾むように響き合うには、自分のトーンは静かすぎたのです。

でも、その響きを隠さずにそのトーンから流れてくる言葉を紡ぎ出すと、その文章を読んだ方が、

「あなたの文章を読んでいると心が静まって内側が喜ぶような体感がある」とおっしゃって下さったりする。

私がこの響きを持って生まれたということは、同時にそれを必要としてくれる人も存在しているのかもしれません。

それを隠さずに響かせることは、誰かへの貢献となるのではないか。

これは楽観的過ぎる期待でしょうか。


自分の響きを隠すことは世の中的な損失であり、その響きを持って生まれた以上、それを混じりっ気なく澄みきらせて、世界に響かせる役目がある。

そう思うことは傲慢でしょうか。


そして、最近はこうも思います。

昔、あの明るい世界で、自分のトーンが静か過ぎると引っ込めたのは、自分自身の遠慮であって、実際に試してみた訳ではなかった。

もしかすると、私が止めずに静かな音色を響かせていたら、あの明るい世界はもっと違った深みを得て、皆が何かもっと意義深い経験をすることができたのではないか?

これは思い上がりでしょうか。

でも、試したわけではなかったのです。


勝手にそれを止めて、あの人達が本来生きられたはずの経験を奪ったのは、私の方ではなかったのか。


今では分かるんです。

勇気を持って、人と違う自分の音色を響かせていった時にどんなことが起こるのか。

一方で、不協和音により拒絶され弾かれ、

他方で、ハーモニによって引き寄せられ響き合う。

いずれにせよ、そうやって人は自分の場所に辿り着くのです。

だから止めてはいけない。試さないと。そう思います。


自分の本質の響き。心のトーン。

あなたの深い心は内側でどんなトーンでどんな言葉を話していますか?

それを否定せずに、あなたの現実の人間関係に響かせるとすれば何が起こるでしょうか。

不協和音により弾かれて、違う場所に行かなければならなくなるかもしれません。

あるいは誰かと新しい側面で響き合い、新しいハーモニーが生まれ新しい現実が開けるかもしれません。


いずれにせよ、私達の人生はそうやって響きを外に出して初めて、動きを生み出し、歩み出すことができるもののようです。


最後に、今日のようなテーマを思うときに、私がよく自戒を込めて思い出す先人たちの言葉と詩を紹介しておきます。


『大多数の人は、静かな絶望の内に生き、

自分自身の歌を歌うこともなく死んでいきます』


ヘンリー・D・ソロー


『私は鳥のように歌いたい

誰が聴くかとか 何と思われるかを心配もせずに』


ルーミー


生きるとは響かせること。自分の歌を歌うことです。


※ 記事中のクライアント様の許可を頂いて書いております。

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2016年08月04日

HSPも妖精タイプも仕事で活躍できますよ

みなさん、こんにちは。

いやはや、夏真っ盛りですね。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

暑くてちょっと移動するのも「暑っ…。暑っ…。」て言ってますが、でもなんだかんだで僕はこの時期が好きです。

1年の中で最も明るくてバカみたいに開放感があって、冗談みたいな季節です。

毎年涼しくなる頃には祭りの後のようなちょっとした淋しさを感じますよね。

だから真っ盛りの今は、取り残し無くよく味わっておきたいなと思っています。

さてさて。

今日のお話しは、先日見たテレビ番組のお話から。


僕はドキュメンタリー番組の「情熱大陸」が好きで、毎週自動的に録画される設定にしていたのですが、

先日確認してみると、まだ観れていないタイトルが108…て、煩悩の数になっておりました(笑)

ええ。好きだとはいえ、なかなか見れないですね。

テレビってほんとに編集が上手くて面白いんだけども、仕事して家に帰って来た頃にはもう、

「新しい刺激とか新しい驚きとか感動とか、いりません! お腹いっぱいです! 1人にしてください!」って状態になってるんですよね。

だからなかなか見る気になれない。

でも最近は煩悩を減らすがごとく、コツコツと情熱大陸を観て消化していて(上手いことつながった!(笑))その中でこのブログの読者さんにもシェアしたいなと思ったことがあります。


それは、近藤麻理恵さん(こんまりさん)の回です。



彼女のことは知ってる方も多いと思いますが、著書の『人生がときめく片づけの魔法』で評判となった片付けコンサルタントの可愛らしい女性の方で、

著書の発行部数が100万を超えたのは随分前の話し。

今ではアメリカなど、海外でも人気を博して、著書の発行部数は累計200万部を超えたのだとか。

で、番組中で実際に彼女が歩いている姿とか雰囲気とかを見ていると分かるのですが、彼女、完全に妖精タイプなんですね。

妖精タイプ(僕が勝手にそうカテゴライズしているだけですが)についてはこちら。

>>妖精タイプ

フワフワした歩き方とか、サポートしてくれるパートナーに恵まれている点とか、とても典型的です。


で、かつ神人(しんじん)に近い在り方の人ですね。

神社に祈り、部屋の神に手を合わせ、神との関係において仕事をしている。巫女をやっていたこともあるのだとか。


HSP(過度に敏感な人)だったり、妖精タイプの人たちにとって、この世でどうやって仕事を得て、どのように仕事と関わるか、というのはとても大きなテーマですね。

皆さんまずそこで大きな壁にぶつかります。

あ。

ちなみに今はちびちびこんな本を読んでいます。

FullSizeRender (57).jpg

やっぱりHSP(過度に繊細な人)にとって仕事といかに付き合うかというのは避けて通れないテーマなんですね。(役立つ知恵がありましたらシェアしますね。)


で、このブログの読者さんで繊細さを自覚していらっしゃる方は、仕事をしていく上でこの情熱大陸の近藤麻理恵さんは見ておいた方が良いですよ、というのが今日の僕の伝えたいことです。


決して力で押すのではなく、大きな声を出すのでもなく、カリスマ性を発揮するのでもなく、

フワフワと歩きながら、まさに自分がトキメク目の前の仕事を飄々とこなしながら、全世界の数百万人に影響を与えている。

決して強い氣を発するわけでもないのに、不満を言う男性とも向き合えている。

彼女の仕事をしている姿をよく見て、潜在意識に入れておくと、新しい在り方の『雛形』として役立ちます。

あんなに柔らかくありながら、子を持つ母としての幸せも得つつ、世界に300万人へ影響を与えたり、世界で公演したりということが可能なんです。

気負って強い人になることで事を成すのではなく、自分自身に忠実になることで、魅力と影響力は最大化するんですね。

その結果、強いのです。

しなやかに強い。

そして、そこで1つポイントになるのは神(天と言ってもいい)との関係です。

よく自分軸を持ちたいというようなことを言う方がいますが、

軸とは縦の棒のようなものですね。つまり線です。

線には2つの端がありますね。

2つのものを結ばないと線はできません。

つまり2者との関係性の中でしか線(軸)は維持できないということです。

そして自分軸とは縦軸です。

つまり、天と自分とを結ぶ軸なのです。

(横につなぐと周りの人(他者)とのつながってしまうので、自分軸では無くなります。)

7つの習慣ではコヴィー博士は、ミッションステートメントを作ることの重要性を通じてこのことを言っています。


こんまりさんはふらっと立ち寄った神社で手を合わせ、あとは気負わずにこだわりを手放して、その時できる最善をやっている。

そこにしなやかな縦軸があるので、横からの批判にさらされても安定しています。

そんな在り方があるのですね。

そんな仕事の仕方があるのです。

それにしても神々しい氣です。そら人気者になるわけです。

彼女の仕事の姿を見て彼女の薫陶を受けて取り込んでおきましょう。

しなやかな縦軸というものを身体レベルで観じておきましょう。

きっと役立ちますよ。


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2016年07月20日

空白を作り、その中で休む


皆さんおはようございます。

目が覚め、カーテンを開けると真正面にスカイツリーが。

IMG_4862.JPG

ただこのホテル、部屋は3畳なんです…(笑)


昨日は飛行機が2時間遅れるも、約束を30分ずらせてもらって、なんとか無事全ての仕事を終えることができました。

そして、その後、死んだように眠りました。


なにか予想外のトラブルがあっても「今ここ」にいて、その都度その瞬間にできる最善を尽くして、やることをやったら後は今にくつろいでいる。


気を揉まない。


これって、大切なことですね。


忙しい時や大変な時ほど頭の中のあーだこーだと言う無駄な想念や心配を追い出して、

一瞬一瞬の中にある空白を最大化して、その中で休むしかない。

忙しさや刺激の多さに翻弄される今の時代には特にそう。


どんなに仕事が慌ただしくても、それに反応して心のざわつきを生み出すことをやらなければ、

慌ただしい出来事の最中にも静寂はあって、そこを恰好の休憩所として利用することができる。


やばい飛行機遅れてるぞ!とか、クライアントさんに申し訳ない!とか、バス早く!!とか、広がる最悪の想像とか、そういった想念の全てが無駄なもので、そこにエネルギーを注いでも結果は何も変わらない。

起こってしまった現実に戦いを挑んでも勝ち目は無い。

逆にそれを受け入れて雑念を手放すと、ただ出来事が進んでいき、その流れに身をゆだねてくつろいでいることができる。

結局その方が体力を温存していられるので、良い仕事ができる。


こういった意識の使い方は瞑想のトレーニングによって可能になるもの。

考え方ではなく、体得することによってしか実現できないもの。

でも体得しようとトレーニングを積めば、確実に上達していくものだ。

私もこれを体得してから随分楽に生きられるようになったように思う。

ただ、これをやっている時はあーだこーだが無くなるからバカな文章とかも出てこなくて、それがちょっと淋しいのだけど(笑)


いろいろな出来事に対して自分の感情がぎゃーぎゃー騒ぐのを面白おかしく皆と共有するのも楽しいけど、

一方で、無になって心にスペースを作り、行動と生産性を最大化させるような意識の使い方も必要で。


どちらも大切ですし、どちらも楽しいですね。

どちらの方向にも極めて行きたい。

遊びの中では前者が開発され、仕事の中では後者を鍛えられる。

どちらの方向にも達人でありたいですね。


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2016年06月24日

生きられなかった『柔らかい優しさ』の物語

先日は心理療法のスーパービジョン・トレーニングのために兵庫県の淡路島に行ってきました。

目的地に向かうバスの中、車窓から見える景色を眺めていると、瀬戸内の小高い山々や水を張ったばかりの棚田。カエル達が大喜びしそうな小川に畦道。

日本人の心の深くに持っている原風景がそのまま残っていて、

島の最南端の目的地に向かう間中、景色を眺めながら心静かに癒されていました。

つい先ほどまでは大阪から神戸の都会の人混みの中にいたにも関わらず、バスに乗って数十分もすれば海や山々が身近に感じられることの豊かさ。

山の木々や海などの自然と、そこで暮らす人々とが穏やかに共存している里山の景色を眺めながら、

静まっていく自分の心の奥底から溢れて来るのは、祝福とも慈愛ともつかない温かい情感で、

和歌のようなリズムとともに言葉を紡ぎ出そうとしているが形にならず、ただ言葉になる以前の情動のようなものが胸や腹の内に響いている。

この懐かしいような切ないような祝福と慈愛。

これは普段、大阪での都市生活ではなかなか出てこない種類の感覚ではあるが、ずっと心の内側には秘めていたもので、無かったわけではなかった。

ただそこと響き合うような自然が大阪には少な過ぎただけなのだろう。

バスでの移動の間中、車窓から見える自然に呼応して胸もお腹もじんわりと温かく、喜んでいる。

そしてバスは目的地に到着し、同じ研修を受ける仲間たちとの再会の挨拶を交わし、いくつかの冗談を言い合っていると、さっきまであった静けさは無くなり、

あの慈愛もどこかにひっそりと隠れてしまったようだった。

そのようにして私は人間の世界に入って行ったわけです。


その後、参加した心理研修の学びの中で、他のセラピストのセッションを見る機会があったのだけれど、

セラピストに対してのアドバイスとしてスーパーバイザーがこんな主旨のことを話していた。

「◯◯さんはセッションの流れはちゃんと理解できて問題なくこなせているし、クライアントに寄り添おうとしている。

でも、

クライアントとの心理的距離を見ると寄り添いがぎこちないのが惜しい。

ちょっとした瞬間にクライアントとのつながりを切っている。」

そして更にこう続きました。

「◯◯さんがクライアントにつながれないのは、冷たいからというよりは、優しいんだよね。

優しすぎてつながってしまうとどうにかなってしまいそうで。

子供の頃に『僕の優しさには誰も触れさせない』という幼児決断をしているかもしれないね。」

その言葉を聞いて、自分の内側でざわつく感覚があった。


僕 の 優 し さ に 誰 も 触 れ さ せ な い


あ。これ僕だ…。と。

そう。


僕 の 優 し さ に 誰 も 触 れ さ せ な い


この感覚がとてもよく分かる。

そう。

そうだった…。


その後、研修と懇親会を終えてホテルの部屋に戻って一人になった後、その言葉に反応する胸の感覚を自分でセラピーした。

その感覚に意識をつなぐだけで懐かしくて哀しくて涙が溢れてきた。

とても幼い感覚。

掘り下げていくと、いろんなことを思い出した。

幼いころ、自分の心にあった優しさの感覚はザリガニや魚やカメや草木との方が波長が合って、仲間として最もつながれたのは山や池にいる生き物達だった。

でも、そのような繊細な感覚を持って人と関わることはどうしてもできなかった。

幼稚園に行ったら追いかけっこをしたり、プロレスごっこをしていたり、荒々しく遊ぶ。(それを心の底から楽しめる自分もいた)

でも、その静かな優しさだけはどこにも出しようがなく、男の子なのに自分の中にそのような柔らかさがあることが恥ずかしくて、一生懸命に隠した。

私にとってはそうすることが人間社会に参加することを意味した。

でもザリガニやカメやセミやバッタとの友情はずっと続いていて、定期的に一人で山や池に行っては自然に触れることで、自分の一部分を取り戻していた。


やがて小学生に上がると、クラスメイト達も僕の大好きな里山や池に遊びに来て、ザリガニ釣りをするようになった。

そしてある日、見たのだった。

クラスメイト達は、釣ったザリガニを道路に並べて、そこを通る車がプチプチとザリガニを潰していくのを見てゲラゲラと笑っていた。

それを見て自分の心が潰れるような感覚がしたのだった。

悲しみと憎悪。

怒り。


でも、自分が生きるのはその人間たちの世界だ。

明日もまたあのクラスの中で笑うのだ。

上手く生きなければならない。

あのクラスの中に居場所を作らなければならない。

強く生きなければならない。

そう決めたのだった。


柔らかい優しさを持って生きることは、傷つくことが多かった。

だからそれを金属でコーティングして固めて、そんな感覚など無かったかのように、

男はタフであるという社会的イメージに応えるかのように自分を生きたのだった。

元来な器用な性分で、その試みは案外上手くいった。

でも、同時に自分の中心でありありと感じられていた人生の柔らかい肌触りも、自然への絆のようなものも同時に閉じてしまったのだった。

******

さて。

今回、なぜこのような個人的な話をしたのかというと、

これは私の個人的な人生の内的物語でありながら、同時にこれを読んでいるあなたの物語でもあるような気がするからです。

具体的であるか象徴的であるかは別にして、

ザリガニ相手ではないにせよ、

ここを訪れる多くの方が、似たような内的な物語を生きたのではないでしょうか。

カウンセリングを受けに来てくださるクライアントさんの中に、時々私はこの『柔らかい優しさ』を発見します。

あぁ、この人にもある…。と。

危なっかしいくらいに柔らかくて優しい。

それはそれは、生きづらかったでしょう、と。

あるいは傷ついて固くコーティングした恨みの感情の奥に、この柔らかい優しさを見つけます。

きっと随分と痛みを感じて傷ついて、固くするしか無かったのでしょう。



僕 の 優 し さ に 誰 も 触 れ さ せ な い



この決断を止めることができたら、「柔らかい優しさ」を人間社会に持ち込むことができるのでしょうか。

動植物を愛するような、淡路島の里山を愛でるような優しさで人とつながれるのでしょうか。

あるいは、その「柔らかい優しさ」を通じて世界に触れ、それを芸術や言葉に昇華して拾い上げることで、新しい何かを社会に持ち込めるのでしょうか。


ある人達にとって、これは人生の中心的なチャレンジであり、魂の道(英雄の旅)となりうるテーマであるように思います。


今後のあなたに豊かさをもたらすのは、今やっているような固くコーティングした強さでしょうか。それとも柔らかい優しさでしょうか。

もしかしたら幼い頃に扱えないまま仕舞い込んだ『柔らかい優しさ』をもう一度持ちだして、扱い方を熟達することの中に新しい道があるのかもしれません。

そんなことを考えた、淡路島の2日間でした。


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2016年03月01日

ほとんどの人の心の底にある生きづらさの正体

みなさん、こんにちは。
カウンセラーの佐原です。

今日は生きづらさを感じる人が必ず持っていると言われる、心の癖(リミッティング・ビリーフ)についてお話ししたいと思います。

まずは以下のチェック項目を御覧ください。

あなたはいくつ当てはまりますか?


・「自分には価値がない」と感じる

・自信がない(劣等感が強い)

・すぐに「自分はダメ」と落ち込む

・上司やリーダー等、責任ある立場を任されると緊張して本来の力を発揮できない

・人前で緊張する

・失敗を過剰に恐れる

・人からの評価、人からどう思われるかが気になる

・人の意見に流される。言いたいことが言えない

・すぐに「自分にはできない」と思ってしまう

・人からほめられても素直に受け取れない

・自分のことが好きになれない

・自分のためにお金を使えない

・人からの批判、叱責に対して過剰反応する(不機嫌になる、落ち込む、攻撃で返す)



いかがでしたか?

これは誰でもかなりの割合で当てはまると思います。(ほとんど思い当たらないという方は稀なはずです。)

これは何かというと、

「重要であってはいけない」

あるいは

「何かができる自分には価値があるが、ありのままの自分には価値がない」

というリミッティング・ビリーフ(信念)を持っているかどうかのチェックリストです。

逆に言うと、このチェックリストにあまり当てはまらない人ほど、『自己重要感』を強く持っているということです。

そして、この「重要であってはいけない」というビリーフが人生の生きづらさのほとんどを作りだしています。

例えば、

・会社で仕事をお願いされたら忙しくても断れない。

→役に立っていない自分には価値が無いと感じて不安になるから、お願いを断るよりは受ける方が気が楽→仕事を背負すぎて過労やうつになる。


・素敵な異性に惹かれるのに、結局いつも問題を持っているダメな人とばかりお付き合いしてしまう。

→素敵な異性と付き合うと自分の無価値観が際立つので怖くて落ち着かない→問題がある異性とだと文句を言いながらも実は心が落ち着く→問題のある相手と付き合って、問題の多い結婚生活を送る。


・完璧主義で過剰に頑張ってしまって疲れ果ててしまう。

→完璧な自分にしか価値が無いので、手を抜くことが怖くてできない→過労やうつになる。


・会議などで発言ができない。あるいはリーダー職になっても部下に指示を出すことに気を遣う。

→自分は会社で意見できるほど重要な人物ではないと思っているので言葉が出てこない→昇進しそうになる度に会社を辞めてキャリア・ダウンを繰り返す。→能力はあるのに収入は低いままとなる。


・起業しようとビジネスの勉強を続けてきたが一向に決心がつかず、行動できない。

→自分の権限で何かを打ち出すような価値は自分には無いと感じているので、起業の勉強はできても実際の行動にはストップがかかる→夢見るだけの人生になる。


などなど。

つまりあなたがこの人生で手に入れる、

恋人

友人

仕事

役職

収入

環境

所有物

などなど、それらの価値の重さと、あなたの持っている自己重要感の重さはイコールであるということです。

例えば、天秤の片方にあなたの自己重要感を乗せて、片方に恋人を乗せます。

天秤が釣り合っていると落ち着くのですが、恋人のほうが価値が重いと、

素敵過ぎる恋人を持ったことにより怖くなって逃げたくなります。

そうやって人は幸せから必死で逃げているのです。

幸せや褒め言葉を周りから与えられても、一生懸命にそれを拒絶して幸せから逃げるのです。


お店には素敵な洋服が売っていて、それを買うお金の余裕があったとしても、

その洋服が自分の自己重要感と吊り合わなければ、それを買って袖を通すことはできません。

その洋服を着て人に会うことには恐怖すら感じてしまいます。


このように、これほど自由で豊かで選択肢が多くなった現代においても、

私達の人生は自分の自己重要感によって制限されているのです。


だから私達が生きづらさを取り除き、幸せを手に入れるには、

勉強したり仕事力を鍛えたり、おしゃれをして異性に出会うような行動レベルの努力も大切ですが、


自己重要感を高める方向の努力も大切なのです。

そして、多くの方は行動レベルの努力は十分過ぎるくらいに費やしてきました。でも自己重要感の壁にぶち当たって進まなくなっています。

そしてその自己重要感の壁を行動の努力で乗り越えようとすることで、もがき苦しんでいます。


「なぜ私はこんなに頑張っているのに、こんなに生きづらいままなんだろう?」


「なぜ、あの人達はそれほど努力していないのに、人や環境に恵まれていつも幸せそうなんだろう…。」

そう思って、運命を恨むのです。


でも、本当にその人を縛っているのは運命ではなく、

昔から変わらず低いままに維持され続けている自己重要感なのです。

そしてそれはセラピーによって変えていくことができます。


【セラピーで何が変わるのか】


このブログはHSP(過度に繊細な人)をテーマに書いてきました。

HSPの感じやすさ(繊細さ)は遺伝的に備わったものなので、変えることはできない性質です。

でも、先に見た「重要であってはいけない」というビリーフは養育歴から刷り込まれたものなので、外して変えていくことができる部分です。


なぜ自分は重要な存在ではないと決めたのか?


いつからそう思うようになったのか?


そこを掘り下げると、そこには人それぞれに固有の歴史があります。

親から何かにつけて「お前はダメだ」と言われ、抑圧されて育てられていたり、

自分以外の兄弟ばかりが褒められたり可愛がられたりするのを見て育っていたり、

自分の意見を言っても親から相手にされなかったり、「子供のくせに」と怒られたり、


人それぞれに「重要であってはいけない」というビリーフを刷り込まれた原体験があります。


そこに残っている感情を癒やして再決断していくことで、ビリーフは外れ、自己重要感は回復していきます。

変えられないものと変えられるものがあるのです。

そして意外に「変えられるものが多いな」と最近はセラピーを通じて実感しています。

まだまだ、

人は思っている以上に楽に自由になれるようです。

>>変わった人の体験談はこちら


***その他のビリーフを見てみよう***

「ありのままの自分であってはいけない」

「欲しがってはいけない」

「自由に行動してはいけない」

などなど、あなたの外したいビリーフはありますか?

>>「重要であってはいけない」以外の代表的なビリーフはこちらをチェック


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>>3月の東京カウンセリングはこちらをご覧下さい(満席になりました)

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2015年10月24日

ストレスを摂取する

皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

久しぶりの更新です。

随分前に書いた記事ですが(おそらく去年の3月頃)PCを整理していたら出てきました。

久しぶりに、HSP(highly sensitiv person)のための記事『ストレスを摂取する』というお話です。


【注目されると泣いてしまう】


先日は8歳の娘のダンスの発表会に行ってきました。

大きなステージで踊る娘は、思ったよりも随分はっきりした笑顔でエネルギーを外側に発散していて、我が子ながら感心しました。

親が知らないうちにも子供はしっかり育っているものなのだなと、それが頼もしく思えたのです。

ですが発表が終わった後に事は起こりました。


会場のロビーで娘は、見に来てくださってたお友達やお母さん方から花束受け取ったり、祝福の言葉を頂いていたのですが、

久しぶりに会った幼稚園の先生やお母さん方に褒められたり祝福されたりしていると、娘の顔からどんどん表情が無くなって行くのが見て取れました。

笑顔が消えて、こわばっています。

やれやれきたか…、と思いました。

そして母親と2人になった瞬間にホッとしたのか、娘は母親の体に顔をうずめて泣き出してしまいました。

主役として最も脚光を浴び、祝福される場面で泣き出す。

10歳になる姉にはそれが全く理解できないようで、「なんで泣いとん?」と不思議そうに言っていましたが、

わかる人にはわかる。

わからない人にはわからない事情があるのですね。


娘も祝福されて嬉しいのは間違いないのですが、朝からのリハーサルや本番を通して、

彼女は今日1日分の外向性を使い果たしてしまったのです。


その上、緊張やストレスが感情エネルギーとして体に残り、今ここで感じるべき喜びが感じられなくなってしまっているのです。

だから彼女はまず泣くことで滞った感情エネルギーを発散する必要があったのです。

そういうことがわかっていますので誰も娘を否定せず、「なぜ泣くの?」などと深追いせず、彼女に泣くための十分な時間を与えました。

その結果、20分ほどするといつものカラッと明るい娘に戻っていました。

感情処理が終わったのですね。


こういった一連の出来事を見ていて思ったのですが、このブログの読者さんは過去に同じような体験をされた方が多いのではないでしょうか。

そして、もしかしたら「なんでこんな時に泣くの!」とか、「せっかく皆あんたのために見に来てくれてるのに!」などと否定された経験もおありかもしれません。

(心理療法を通じてクライアントさんの過去を掘り下げると、同じような場面で母親に怒られたり、理解してもらえなかった場面が思い返されることが多いです)


今回のような出来事は、デリケートな内向型にとってはとても自然な反応なのですが、それを周りが理解して受け止めてもらえることは稀ですね。


さらにその夜、娘は眠っている間に3回ほど激しくうなされていました。

ステージで脚光を浴びたり主役になって周りから祝福されるという経験は、彼女の神経システムには刺激が強すぎたのでしょう。


夢の中で脳は今日1日分の情報処理をしながらも、神経はその情報に興奮させられているのです。


そして翌朝は起きてくるなり「頭が痛い」と訴え、結局午前中は学校を休むことになりました。


ですが午前中ゆっくり寝ていたことで順調に回復し、午後からは楽しく学校に行けたようです。

ステージで脚光を浴びて踊ることは、彼女の繊細な神経システムにとって、一日の睡眠では解消できないレベルの感情体験だったわけです。

今の彼女には強すぎるストレスだったと言っても良いでしょう。

でも、だからといってストレスを無くすことが彼女にとって最善なわけではありません。

ストレスを無くすと人はどんどん弱体化していきます。

重力のストレスから解放された宇宙飛行士が地球の重力に耐えられなくなるように、ストレスを無くすと人は簡単に弱くなるのです。

だからストレスを減らすというアプローチよりも、適度なストレスを『摂取する』という考え方を持つことの方が大切です。

適度なストレスを摂取することで自分のストレス耐性を高めていくことができるのです。

ストレス耐性を高めるためのポイントは、筋肉を強くすることと同じで、

そのポイントは2つあります。

1)自分の限界を少し超える負荷をかけること。

2)その後は十分な休息と栄養を取ることで、傷ついた筋繊維が超回復する時間を与える。



そうすることで筋肉は太く強くなっていきます。

同じようにストレス耐性も高めていけると言われています。


自分の限界を少し超えるようなストレスをかけて、その後はしっかり休みましょう。

そうすることで自分の神経を鍛えていくことができます。

今回の娘のケースもそうですね。

学校を半日休まないと回復できないほどの負荷というのは強すぎとも言えますが、その後に充分な休息を与えることで超回復させ、彼女の神経を鍛える良い機会にできたわけです。

こうやって負荷と回復を繰り返した先に、強い自分にたどり着くことができます。


私もHSP(highly sensitiv person)でありながら、今は人前で話す仕事をしたり、何かの代表をしたりということを楽しみながらできるようになりました。

それは、少しずつ少しずつ負荷を増やして行った結果なのです。

本来は放っておけばどんどん内へ引き篭もっていく性格なのですが(笑)今も週に1回は人前でお話しする機会を持つことで、適度な負荷を加え続けることで、強い自分を保っています。

さて、みなさんはどうでしょうか?

今の自分にとって、限界を少しだけ超える負荷を取り入れるとしたら、それはどんな行動になるでしょうか?

その負荷を与えた後は、最低でも3日は不要なストレスを加えずに神経を休めることを意識してみてください。

そうやって筋力のようにメキメキと神経を太くしていきましょう。

HSPの高い感受性に神経の図太さが加わると、必ず活躍の場は広がっていきますよ。

みなさんのような感性を持った方の活躍を期待しています。


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以上です。
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2015年05月21日

力を与える意識の運用について

みなさん。こんにちは。

ご無沙汰しております。

以前に耳栓が良いよ!という記事を書いてから、カウンセリングを受けて頂いているクライアントさんからも、

「耳栓買いました。すごく楽ですね。」とか。

「耳栓いいですねー。朝の目覚めのすっきり感が変わりました。」というような声をいただくようになりました。

ありがとうございます。お役に立てるのは嬉しい限りですね。

そして、その一方で、「昔1年ほど耳栓していたことがあるのですが、逆に音に対して敏感になってしまったんです…。」というようなコメントも頂きました。ありがとうございます。

これは注意したい点ですので、追記しておきたいと思います。


例えば以前、私自身の身にこんなことが起こりました。

オフィスで一人静かに書き仕事をしていると、外で近所の子供達がバスケットボールをドリブルする音が聞こえてくる。

ドン!ドン!と地面を跳ねるボールの音。

それがちょうどイラッとする感じの神経に触る音で、「うるさいな〜、イヤだなー」と思い、それを避けようと耳栓をしました。

そうすると、耳栓をしてもかすかに聞こえてくる「ドン!ドン!」という音がやはり神経を逆撫でる。

やがて、ドン!ドン!と音がする度に、心臓がドン!ドン!と攻撃を受けているような感覚になってきます。


そこで、私は耳栓を外して、代わりにあることをしました。

そうすると、途端にその音は耳に優しい音に変わったのです。

心臓を攻撃されるような痛みは無くなり、神経を逆撫でる音ではなくなってしまったのです。

私はまた執筆に集中できて、やがては音の無い世界に入って行きました。

さて、私は何をしたと思いますか?

何か特別なアイテムを使ったわけではありません。



私がここでやったこと。それは、意識の使い方を変えたのです。

つまりこういうことです。

そのボールをつく子供達がもっと元気に遊んで、うるさいくらいに楽しむことを願ったのです。

まるで自分の子供に対するように、その子たちが楽しく遊んですくすくと育つことを、自分の願いとしたのです。

もっと言うと、「うるさいなー。静かにしろよー。」と思って音を排除して、音から逃げようとする意識から、

「さあ、もっと遊べ!もっと楽しめ!」と思って、音が大きく激しくなることを願う方向に意識の方向を変えたのです。

そうすると音は異物ではなく、私の願いによる創造物になりました。

私のものとなったので、異物として意識に上がってくることも無くなりました。

つまり音と調和したわけです。


これは合気道の「力」の使い方ですが、意志の運用の大切な勘所です。

私達は自分が望もうと望むまいと、日々「意識」という大切なエネルギーを運用しています。

その運用の仕方がまずいと悩みを生み出しますし、正しく使うと力になります。

ノイズに対して、それを排除しようという意識の使い方は、逆にその不快感に力を与えて大きくしてしまいます。

むしろもっと大きくなれ!と願うことで、その音に調和して忘れ去ることができたわけです。


そしてこれが、耳栓を使う上でも大切な注意点となります。

耳栓を単に「周りのノイズを減らそう」とか「神経を休める助けにしよう」くらいの気持ちで使うのは良いのですが、

「周りのうるさいノイズを排除するぞ!」と拒絶する意識で使うと、むしろ神経は敏感になっていきます。

排除しようとする意識がそれに力を与えるのです。

これは耳栓だけではなく、あらゆることに通じる真理です。

HSPという知識や区分けも、非HSPの人に対して恨みや差別意識を持つ方向に使うと、その知識はむしろ自分の力を削ぎ、心を弱くする方向に働きます。

自分の特徴を知って、自分を上手く活用することで社会に与える価値を増やそうという意識で使うと、それは力となり、あなたを強くします。


単に知識に力があるわけではなく、それをどのような意識の運用の上で使うのか。

その1点が力を与えるか、力を削ぐのかを決定付けます。

是非、意識してみてくださいね。


****定例セミナーのご案内*****

5月26日19時30分〜 新大阪
テーマ『自信はどこからやってくるのか』

自信というテーマを、いわゆる自己啓発書や心理本のようなレベルではなく、さらに深くから掘り下げます。

>>くわしくはこちら

残4名です。

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2015年02月11日

定例セミナー大阪『ポジティブ心理学2 天職と自己成長のフロー理論』

みなさん、こんにちは。

平日夜の定例セミナーのご案内です。

2月23日(月)19時半〜 新大阪ココプラザ

定例セミナー『ポジティブ心理学2 天職と自己成長のフロー理論』

詳しい内容はこちら→ http://bit.ly/1A1WWbo

今後の定例セミナーの日程は

3月24日(火) 4月28日(火) 5月26日(火)

いずれも19時30分〜です。
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2015年01月30日

意志力の運用とゆるめることの強さ

みなさん、こんにちは。

先日は平日夜の定例セミナーを開催致しました。

ポジティブ心理学のフレームワークを使って、自分の幸せや至福に至る構造を発見しよう!というのがテーマだったのですが、

当初想定していたものよりも深まって、なかなか有意義の時間になったのではないかと(我ながら!)思っています(笑) ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。

次回は2月23日(月)を予定しています。

内容が整って募集開始した際にはまたこのブログでもご紹介致しますので、よろしくお願いします。


さてさて、今日はたまたまネットで読んだ記事がいろんな意味で非常に興味深かったのでご紹介します。

このブログの読者様にも役立つのではないでしょうか。

是非読んでみてください。

■「ノンスタ」石田、M-1獲れたのは「ブラマヨ」吉田さんがいたから
http://thepage.jp/detail/20150118-00000005-wordleaf


特に仕事が広がっていったり責任が重くなって行った時の急激なストレスに対して、どう乗り越えていくかという点で示唆に富んでいます。

ブラマヨの吉田さんがやっているように自分より酷い状態の人をそばに置いて癒やされるというのは、人道的には非常に卑しいことなので(笑)ストレス対策の本とかで推奨されているのを見たことはありませんが、実はとても有効です。

苦しくて自分のダメさや不幸さに打ちのめされている時は、自分以上にダメで不幸な人の体験記とかルポを読む(笑)

ちなみに私のお勧めは「友がみな我よりえらく見える日は」など、上原隆さんの一連のルポ作品です。

友がみな我よりえらく見える日は (幻冬舎アウトロー文庫) -
友がみな我よりえらく見える日は (幻冬舎アウトロー文庫) -

これ一冊でいろんな人のリアルな人生が垣間見れて非常に面白い上に、元気がててきます。

読んでいると、ああ、自分の悩みなんて大したことないな…と、力が湧いてきます。

最低限の住む家と人間関係がある自分の境遇に感謝さえ生まれてきます。


よく心理の本などで言われているような「人と比べてはいけない」みたいなアドバイスは正しいし、そんなことができれば確かに素晴らしいけれど、それは人間の機能としてはとても不自然で、無理をしている状態なのですね。

人間の脳は他者と比較することで自分のポジションを確かめるようにできている。

それを止めろ!なんて無茶をして余計な頑張りを強いてストレスを増やすより、

最初から備わっている「比較」の力を自分の力になるように使う方が人間としては自然なのです。 無理が無いのです。

でも吉田さんの凄いところは、その一方で、お笑いという仕事に対しては、お客に迎合するのではなく自分軸にこだわっている。つまり周りの視線や比較を排除している。

無理をしている。

不自然をやっている。

ここぞという所で意志力を使って集中して周りの目線を排除している一方で、プライベートでは弱くて卑しい自分(自分より落ち込んでいる人をわざわざ呼び出して比較している自分)を許している。

このバランスが非常に示唆に富んでいる。

それはつまり、

意志力は有限のリソースだということです。

限りあるものだから、仕事が急激に拡大してストレスが高まった時は、そこに頑張りを使っている分、別のところでは卑しいくらいに自然を許す。無理をしない。

意志力の配分を大切にする。

無理して自分を枯らしてしまわない。

もし当時の吉田さんが、お笑い芸人としても手がしびれるような緊張感の中、自分軸で美学をもって闘いつつ、

プライベートでも理想的な人間として「人と比較することなく…」とか、「自分より偉大な先輩から多くを学ぼう…」などとやっていたら、早々に潰れてしまっていたのではないでしょうか。

理性的で意志的な経営者が飲み屋のおねえちゃんにだらしがないとか、自分の中から出て来る卑しさや弱さを、安全な中で許して遊ばせてあげているのですね。でないと使い果たすのです。

硬くする方向と、ゆるめる方向。

ゆるめる方ができないと、ひたすら硬くなってポキっと折れるのです。

ゆるめるのが大事。

いやしくだらしなくいやらしくだらしなく(笑)

ある種のだらしなさには生き物としての強さを感じますね。

それは生き物としての自然に従うことからでてくる強さです。


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こちらはまさにセラピーモデルの自宅習得版です。

長年心に溜め込んでいた感情が溢れて、涙が止まらなかった…。

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2015年01月16日

人生のもう1つの側面を生きる

皆さん。こんにちは。

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

2015年が始まりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私は年の瀬に風邪を引きまして…、ここしばらくは低調でしたが、ようやく今年も15日ほど経過して本調子が戻って参りました。

今年もよろしくお願いします。

昨年は、カウンセリングやセミナーを通じて沢山の方とのご縁を頂きました。ありがとうございます。

来てくださった方に、「なぜ来てくださったんですか?」と、その理由をお聞きすることがあるのですが、その答えがみなさんとても独特で不思議で(笑)

遊び場ブログの文章を読んでるとなぜか会いに行かないとと思って来ました…、とか。

子育てブログを読んでると、この波長だ!この人のカウンセリングを受けよう!と思いました、とか。

ブログで紹介していたharuka nakamuraさんの曲がとても気に入って…、それでセミナーに来ました、とか。

みなさんとても感覚的な、何か響きのようなものを感じ取って、それで遠くから来てくださったのですね。

そういう感じがとても素敵ですし、嬉しいなと思いました。

ご縁を頂きありがとうございました。


【人生のもう1つの側面】

話は少し変わりますが、私は20代のある時期、一度ゆっくりと立ち止まって人生を見つめ直したいなと思うことがありました。(そして、実際にそのようにしました。)

自分がちゃんと自分の人生を生きているという感覚が無かったのですね。何かただ流されて生きているような怖さがありました。

世の中の常識的には、仕事をして収入を得て日々を一生懸命生きていけば、それで十分に1人の大人としての役割を全うしたと言えるかもしれません。

でも、私はいくら仕事をしても、仮に成功と呼べる何かを成したとしても、どうしてもそれで人生を十分に生きたとは思えなかったのです。

自分の内側は「何かが足りない。」と言っている。

「そんなものでは十分に生きたことにはならない!」と。

それは、外からは見えにくい、人生のもう半分の側面。

もっと静かで慎ましいがゆえに決して脚光を浴びることはない、人生の大切な側面を取り逃しているぞと、私の内側はそう訴えていたのですね。

その『人生のもう一つの側面』を何と呼んで良いのかわかりませが、シンプルに言うとそれは、

自分の内面ともっと深く関わる生き方。

といったところでしょうか。

私の心の底にはそういうものに対する渇きがあって、昼間の外向きな社会活動のいわばB面として、その生きられないできた内的な側面を生きたいと思いました。

そしてそれを生きるというのは、具体的にどうすることなのだろうかと。

そこにはどんな微細で深い体験があるのだろうかと。

自分の人生を通じてしっかりとそれを味わいたいと思いました。

それが、私がこの人生を全うしたと言うために必要な、人生のもう半分の側面だったのですね。

【内的人生を生きる人たち】

現在の私はカウンセリングを通じて、様々なクライアントさんの生きた人生のお話しや選択の歴史をお伺いしますが、

そんな中には、私が求めた内面の静かな充実を既にしっかりと生きていらっしゃる方が多いことに驚き、そして嬉しくなります。

ご自分の両親から引き継いだ精神的遺産を自覚してそれを生きる人。

内面が求める憧れのような欲求に従っていくことで展開されていった不思議な人生のお話し。

単なる恋愛関係を超えて、ソウルメイトと呼ぶに相応しいような深い信頼と献身で結びついた関係を生きている人。

そういった内面の物語を伺っていると、なんと人生は深く豊かなものなのかと改めて思います。

外からは見えにくいだけで、そういう内面的な側面をちゃんと生きている人がいらっしゃるのです。

それはこのブログの読者の皆さんにとっても、励みになるのではないでしょうか。

派手なテレビや雑誌のような媒体には載りにくい、捉えにくい豊かさがあるのです。

そして、私達の多くは人生のそういった側面を取り逃がすことなく生きたいと望んでいるようです。

さて、あなたにとってそのもう1つの側面を生きるとは、いったいどういうことを意味するのでしょうか?

それは具体的にどういう活動によって可能なのでしょうか?

ある人にとってそれは、音楽や絵画や文学など、世界中の芸術作品に触れることかもしれません。

ある人にとっては、自分で音楽を演奏することかもしれません。

愛する人との関係を深めることを通じて、存在が溶けてしまうような結びつきを体験することかもしれません。

何か文章や絵を描くことかもしれません。

子供を育てることを通じて自分の慈愛の深さを体験することかもしれません。

犬や猫といった人間以外の愛すべきパートナーと魂の触れ合いをすることかもしれません。

神社仏閣を廻ってスピリチュアルな探求をすることかもしれません。

あるいはそれら、それらのいくつかが必要なのかもしれません。

あなたの外向きの社会活動以外に、人生の内的な側面を生きるにはどのような体験を深めることが役立つのでしょうか?

そこをしっかりと生きることは、あなたの内側のパワーを高めます。

【力としての内向性】

このブログでは一方で、『繊細さ』や『内向性』というものを生きづらさをつくる病理と見て、それを解消するスキルを提供したいと思っています。

それは私の心理療法家としての仕事であり、実際多くの場合、生きづらさはかなりの割合で解消されていきます。

でも、もう一方でその『繊細さ』や『内向性』というものは決して解消しきれるものではなく、人生の内的側面を生きるための力として、あなたから切り離すことのできないものです。

豊かな精神的側面を生きるための力として、あなた自身がその『繊細さ』と『内向性』を支持していくこと。その力がより強く社会性をもって外側へ発揮されていくように導くこと。

このブログや今後の活動を通じて、そのお手伝いができればと思っています。

ということで、今年もどうぞよろしくお願いします。

****ミニセミナーのご案内****

平日夜の2時間半で気楽に心理学のエッセンスを学べる場があったら良いなと思い、作りました。

1月27日(火)新大阪ココプラザで19時30分〜

テーマは「ポジティブ心理学に見る幸せの構造」です。

人間が揺るぎない幸せを感じながら生きるには何が必要なのか、それを真正面から研究したのがポジティブ心理学です。

その研究成果を元に、あなたが幸せに生きるには何が必要なのか? 今ご自身の人生を見直すと何が見えてくるのか?

一緒に幸せについての学びを深めましょう。

今日のこの記事のテーマにも通じるものがあると思います。

2時間半。気楽に学べますので、良かったらどうぞお越しください。

>>詳しくはこちら
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2014年11月28日

生きづらさの本当の原因

みなさん、こんにちは。お久しぶりです。

先日、私のカウンセリングオフィスの郵便受けに、手紙が届いていました。

綺麗で上品な便箋に、丁寧に宛名が書かれています。

どう考えても女性の文字です。

綺麗な便箋に女性の文字…。

この時のワクワク感はやっぱりたまらないですね(笑)

ええ。内容は普通にお悩み相談でしたが…、関東にお住まいのY.Mさん、ひとときのワクワク感をありがとうございます。

やっぱり手書きの手紙というものは温かくて良いものですね。

そして、今日はそのY.Mさんへの返信も兼ねつつ、ここのブログの読者さんにも参考になればと思ってこの記事を書いています。


【HSPに甘えて良いのだろうか?】

私はHSPという特質に甘えて良いのだろうか? そもそも私は本当にHSPなのだろうか?

それとも単に弱くて意志薄弱な人間なのだろうか?

という葛藤をお持ちのようですが、まず意志薄弱ということはありませんのでご安心ください。

緊張して、頭の中が真っ白になったり、言葉が出てこなかったり、仕事で過剰に疲れたり…。

というのは、意志力でどうにかなる問題ではないのです。

一時的に気を張って意志力で頑張ることはできますが、それも続けているとやがては反動が来て、外に出るのが辛くなってしまいます。

これは経験がおありな方も多いのではないでしょうか。

では、HSPだったり内向型なのが原因だから治らないのか? 諦めるしかないのか? と問われれば、

おそらくY.Mさんが多かれ少なかれ内向的でありHSP的なのは間違いないでしょう。

でも、変わりようが無いか?と言われるとそうでもないのです。

変われるのです。


【問題はHSPではない】

こういった問題が分かりにくいのは、原因が二重になっているためです。

本来持って生まれている性質(HSP)という原因と、それによって受けた心の傷(トラウマ)という原因。この2つが合わさって、症状が創りだされているのです。

1)本来持っている性質

内向的でHSPで、デリケートに反応しやすい。もともと臆病で怖がり。など。

2)その性質によって受けた心の傷と信念

臆病だから人から意地悪された、その恐怖が体に残っている(トラウマ)それによって「人は私を傷つける。人に近付くのは危険だ」という信念が刻み込まれている。

3)その結果として生まれる症状

緊張して頭の中が真っ白になる。言葉が出てこなくて雑談ができない。仕事で過剰に疲れたり。いろんな人に気を遣ってしまう。集団に属すると自分はここにいてはいけない気がする。など。


これがY.Mさんに起こっているメカニズムですね。

1)は変えることができませんが、2)は変えることができます。そうすると3)の症状は消えます。

1)はその性質をどう扱っていくかという知識が必要ですが、2)はどのように癒やすかという心理療法の技術が必要です。


そして、なぜこれを書いたかというと、Y.Mさんだけではなく、おそらくこのブログを読んでいらっしゃる方の多くに起こっているメカニズムがこれだからです。

このブログに波長が合うというのは、1)の本来持っている性質が内向型であるというのはおそらく間違いないでしょう。

でもそれで生きづらさを感じている理由は、どちらかというと2)の原因である、養育環境や人間関係で受けた心の傷にあります。

私のカウンセリングルームに来られる方のほとんどは1)の理由で生きづらいと訴えますが、話を聞いていくと2)の原因に行き着き、その問題を解消することで楽な心を手に入れていかれます。

人に接すると緊張で肩に力が入ったり、周りが気になって疲れたりというところには、必ず癒やすべき何かが見つかります。

内向型を外向型に変えることはできませんが、傷ついた内向型を元気な内向型に戻していくお手伝いはできるのです。

では、2)のトラウマが解消した後の、元気な内向型とはどんな風になるのでしょうか? 

どんな風に感じて、どんな風に振る舞うのでしょうか?


傷が癒やされて本来の内向型に戻った彼ら、彼女らは、


シャイであることに変わりませんが、朗らかで明るいです。

怖がりだけど好奇心旺盛です。

沢山の友人は求めませんが、数人の友人と深く親密な友人関係を築けます。

控えめですけど暗いオーラは無いので、人から好かれます。

人前に出るのは苦手ですけど、頭が真っ白になったりしません。

話してみると内面に持っているものがユニークでお話しが非常に面白いです。

外に表現するような仕事は外向型よりも沢山の準備や練習が必要ですが、クオリティーは高いです。

創作することが好きで、何かをコツコツと続けていくのが得意です。

思いやりがあって、何事も真摯に取り組みます。


いかがですか?

思わずお友達になりたくなるような、素敵な人達だとは思いませんか?

本当に、トラウマさえ無くなり本来の姿に戻れたら、みなさんとっても素敵なんですよ。


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長年心に溜め込んでいた感情が溢れて、涙が止まらなかった…。

トラウマになっていた記憶を思い出さなくなってきた。

などなど。お陰様でご好評いただいております。

今日お話しした2)の原因はある程度はご自分でも癒やすことができます。

>>HSPプログラムについて、くわしくはこちら

自宅にいる時間や外でのスキマ時間に、自分で自分に心理ワークを施せるようになります。
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2014年03月17日

鮎の一生

みなさん、こんにちは。

今日は「鮎(アユ)の一生」という、全くもって誰も心惹かれないタイトルでお話ししていきたいと思います(笑)(でもとても大切なお話ですよ!)

もしかしたら自分はHSP(過度に敏感な人)かもしれない…。内向型なのかもしれない…。

と、そう気付けたのは良いけれど、ではこれからどう生きて行けばよいのだろうか? という所で止まってしまっている方も多いかと思います。

気付きによってスタートラインに立つことができたら、今度はそこからどう進んで行くべきか、どのような道筋をたどって行くべきか、道しるべが欲しくなるものですよね。

だから今日は1つの地図をお渡ししたいと思います。

同じ人生の旅に出るにしても漫然と歩くのではなく、しっかりとルートを示された地図を持っていると安心できますよね。

そう思って私はよく鮎(アユ)のお話をします。

そう。魚の鮎です。

鮎は濁った水の沼の中で、フナやナマズやドジョウや凶暴なブラックバスと一緒に泳ぎながら、どこか漠然と「生きづらいな…」と思って生きてきました。

どうして自分はもっと楽にくつろいでいられないのだろう。どうしてブラックバスみたいにワイルドにカエルを食べたりできないんだろう…・そう自己嫌悪してきた人生。でもある時、自分は鮎であることに気づきます。

これが気付き。つまり本当の人生のスタートです。

そしてそこから自分を知るという段階に入っていきます。

鮎の特性はどうなのか。きれいな水で生きる魚なんだ。水流がある方が生きやすいんだな。餌はカエルじゃなかったんだ…と自分を理解します。(自己理解)

それと同時に、ナマズはある程度濁った水の方が居心地が良いんだ。ブラックバスは肉食で魚やカエルを食べるんだ。と周りのそれぞれの魚の特性を知り、社会にはいろんなタイプが存在していて、それぞれの感じ方、見え方が違うのだと知ります。(社会理解)

そして、ここへ来て内面で1つの大きな決意をします。

それは、ブラックバスみたいに格好良くカエルを食べたかったけど、私にはそれができないんだ。それはブラックバスの生き方であって私の生き方ではないんだ。だからその夢を捨てよう。私は鮎として生よう。鮎としての人生を全うしよう。という決意です。(自己承認)

この決意は人によっては長年の夢を捨てる、掻きむしるような苦しい決断になることもあります。

でも、そうやって真に腹をくくることで、鮎である誇りを回復し、自分の深い内面から湧き出るエネルギーにつながることができるのです。

またそう決意して自分の過去を見つめ直すことで、あの時ナマズを恨んだけどお互い違う生き物だから仕方が無かったんだな…。許そう。と思えたり、あの時ブラックバスに負けたけど仕方が無かったんだな。惨めだと思った自分を許そう。と、過去の捉え直しが行われていきます。(過去の癒やしと再解釈)

そうやって内側の仕事が終わると今度は外側。つまり、幸せに生きるための環境を見つけたり創ったりすることが最大の関心事となっていきます。

ここには多くのチャレンジが求められます。

まず、ナマズやブラックバスのいる社会で勇気を持って鮎である自分を表現して理解してもらうこと。自分を尊重してもらうこと。(自己表現)

そんな中で、特別に深く心を通わせることができる仲間やパートナーや家族を得ること(パートナーシップの構築)

そして、できるだけ自分にしっくりくる綺麗な水を選んだり生きやすい環境を作り出すこと(居場所の創造)

その上で鮎としてできる最高の仕事で社会貢献すること(自己実現)

こいった道筋を通って、鮎は精神的な成長を遂げ人格を完成することができます。

鮎として生まれた意味を知り、鮎としての人生の冒険を全うすることができるのです。

そして実を言うとこれは鮎だけではなく、誰もが通る人生の雛形なのです。

ブラックバスはブラックバスで「カエル食べてたらなんか知らんけど鮎達に嫌われて無視されてる…。どうしてオレはもっとおしとやかにできないんだろう…。」というところから人生が始まる訳です(笑)

だから皆スタートは平等です。

進むか進まないか。それだけの違いなのです。

まとめておきましょう。

1)濁ってるし周りのナマズ怖いし、やけに住みにくいなぁ、辛いなぁ…(無自覚)

2)あっ、自分は鮎だったんだ!!(気付き)

3)鮎には鮎の性質があるんだ!自分の扱いが上手くなってきたぞ!(自己理解)

4)ナマズもフナもそれぞれに感じ方が違うんだ。みんな違って良いんだ(社会理解)

5)ブラックバスになりたいという夢を捨てよう。私は鮎なのだ!(自己承認)

6)過去にナマズのこと恨んできたけど許そう。過去に自分のこと責めてきたけど自分は悪くなかった(過去の癒しと再解釈)

7)自分は鮎だからさぁ、と自分を表現して相手に理解と尊重を得る(自己表現)

8)鮎としての自分と同じ深さで関われる信頼できる仲間や恋人、家族を得る(パートナーシップの構築)

9)鮎としてできるだけ住みやすい場所や仕事を得る、あるいは創る(居場所の創造)

10)鮎の自分として世の中に役立つ仕事をしよう(自己実現)


さて、あなたはどの段階でしょうか?

このブログでは、内向型のみなさんが真に自分の人生を全うできるように、様々な段階で役立つ知恵やツールをご紹介して行きたいと思っています。

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今日ご紹介した知恵が地図だとすれば、このプログラムは人生に役立つアイテムのようなものです。

ドラクエで言うと薬草と呪文みたいなものですね。あなたの人生の旅にお役立てください。

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2014年01月11日

妖精タイプ

HSP(過度に敏感な人)や内向型で生きづらさを感じてらっしゃる方のカウンセリングを続けていると、ある特徴的な雰囲気を持ったクライアントさんがいらっしゃることに気付かされます。

対面でお話していると、『あれ? まただ…。この人の存在感、◯◯さんと同じだ。』と、同じ存在感を持つクライアントさんと何人も接してきたことに気付くのです。

みなさんのそばにもいらっしゃるかもしれません。あるいはあなたがそうかもしれません。

特に女性に多いのですが、そのタイプの特徴を挙げると、

・非常にか弱く敏感で感性がきめ細やか。

・小動物のような可愛らしい身のこなしで存在感が軽い。

・とても軽い陽気さと無邪気さがある。

・人間社会よりも自然の中にいるのが好き。

・とても善良な心を持っていて人を恨んだりできない。

・癒し系の雰囲気が人を惹きつけ、話の聞き役になることが多い。

・好奇心が旺盛で、目の前に不思議なものがあると手で触れてみようとする。

・パートナーに恵まれやすく、物静かに見守ってくれるような伴侶を得ているケースが多い。

といった感じです。

とても無邪気で明るく魅力的で、周りから可愛がられて生きてきた方が多いようです。

でも、社会人になって職場環境に入ると、そのか弱い存在感では太刀打ちできずに、緊張したり傷ついたりして生きづらさに悩み始めます。

罵倒し合うようなタフなコミュニケーションの職場だと、その雰囲気に傷ついたり悩んだり。

職場のネガティブな雰囲気を吸い取り紙のように吸いとって、体を壊してしまったり。

そのことに当の本人は真剣に悩み苦しんでいるのですが、生来の軽く無邪気な雰囲気から、どうしても深刻には見えず、周りに相談しても真剣には受け取ってもらえなかったりします。

最近はこういった方がカウンセリングに来られることが本当に多いのです。

こういう方が来られると、私は勝手に分類して言います。

「あぁ、あなたもですね…。妖精タイプですね…。」と(笑)

そう言うと、ご本人さんは笑い出します。

これまでにいろんな人に様々な場面で「妖精みたい」と言われて来たの思い出したとおっしゃるのです。

『妖精タイプ』

そんな勝手な分類に納得できるほど、このタイプの存在感は特徴的なのです。

スピリチュアルな世界の知を援用すると、魂の歴史という面からこういったタイプを説明できますが、それはここでは置いておきましょう。

私がサポートすべきは課題は、妖精タイプの人達がしっかりと自分の属性を理解して、自分の扱い方をマスターして、この現実世界を機嫌よく生きていってもらうことです。

しかし妖精タイプの生きづらさに対して、心理学的なアプローチを取ってもあまりうまくいきません。

「原因となる過去のトラウマは無いか?」などと探っても出てこないことも多く、また仮に過去に問題があっても、持ち前の軽さと優しさで過去を許してしまっている方が多いのです。(あまり恨みを持たない感性も、ちょっと人間離れしているのですね。)

だから、彼女たちにおすすめするのは、妖精タイプである彼女達が、このタフな人間界を生きていくために必要な武器と防具をカタログ的に示して、旅の準備を整えてもらうことです。

そういった武器や防具にはいくつかの種類がありますが、

その1つがペルソナ(社会的仮面)を身に着けてもらうことです。

ペルソナという言葉は、心理の世界では評判が悪く、どちらかというとそれは外すためにあるものとして扱われます。

それは事実で、本当の自分、本当の人生を生きるためには、今までに生きるために身につけた仮面を外すべきタイミングが、人生には必ず訪れます。

でも、妖精タイプのように現実世界の荒々しさに翻弄されている方にとって、ペルソナは生きるために大切な防具となります。

ペルソナと自分を一体化すると問題ですが、ペルソナはあくまで便宜的に身につけている仮面だと自覚できていればどんどん使って行けば良いのです。

例えば、ビジネスの現場では、キャリアウーマン的なペルソナを被って、それを演じるようにキビキビと振る舞うのです。

そうしていると、実際にそのようなペルソナが定着していき、仕事に行けばキャラが変わるようになっていきます。

そして、職場を出たらペルソナをしっかりと外すのです。土日はペルソナを外しっぱなしにして自然に親しんだり、甘味な芸術の世界に没頭する。

そんな風に、いわば戦略的に二重人格になるわけです。

本来、私達のような心理をサポートする人間は、クライアントさんの人生の本質を生きられるように、本物の人生を深く生きられるように、その人の属性と物語を読み取っていきます。

そのためには、ペルソナを外すサポートをすることが多いものです。

ですが、ここの読者であるHSPや内向型、今回のような妖精タイプの方は逆に、本質的な自分を生きるために、戦略的に仮面をかぶり、それによって本当の自分を守る必要があるのです。

あなたはこの荒々しい世界において、本当の自分を生き残らせるために、いくつのペルソナを持っていますか?

ちなみに、私は頭キレキレのビジネスマン風のペルソナも鍛えてあります(週休3日くらい無いと保ちませんが…(笑))

外向型の人とバカになって騒ぐためにペルソナも持っています。(こっちは3時間くらいしか保ちませんが…(笑))

でも、そうやってペルソナとして意識的に演じていると、それがまんざら嫌でもなく、できるビジネスマン風も結構楽しめたりします。

めいいっぱい頑張ってペルソナを演じたら、週末は部屋に引きこもって、達成感と共に休息をしましょう。自分を誇りに思いながら繊細な自分を生きさせてあげましょう。

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2013年10月18日

あなたの生きづらさは治るかもしれない

みなさん、こんにちは。

今日は、もしかしたらあなたはHSP(過度に敏感な人)ではないかもしれないよ!というお話です。

何か新しい可能性が見えると嬉しいです。

このブログを見て、「HSPなんです!」と言ってカウンセリングに来ていただく方が多いのですが、

実際にお話を伺っていくと、先天的に繊細な遺伝子を持っているHSPというよりも、これまでの人生経験の中に生きづらさの原因があるケースが多いのです。

特に代表的なのが、アダルトチルドレン(AC)のケースです。

凄惨な家庭環境で育ったことで、何かしらの精神的な外傷(トラウマ)を負ったまま大人になった人達。

そのために今でも生きづらさ感じてらっしゃる人達のことを、アダルトチルドレン(AC)と言いますが、

このアダルトチルドレンの特徴も、HSPに非常によく似ています。

・人の顔色を気にし過ぎて疲れたり。

・外の刺激に過敏に反応したり。

ですが、それは遺伝的に繊細な性質を持って生まれたわけではなく、幼少期を過ごした家庭環境が凄惨だったことから、自分を守るために身に付けた防御反応なのです。

例えば、

・小さい頃から両親の激しい喧嘩を見て、身の危険を感じながら過ごした。

・しつけが過剰に厳しく、ちょっとした失敗の度に激しく怒鳴られたり、叩かれたりした。

・褒めてもらったことがほとんど無く、とにかく小言のように否定され続けた。

・誰も自分の言うことを受け止めてくれず、淋しかったけど親の愛を求めることができなかった。


このような養育歴のある方が当てはまります。

そういった幼少期の親との関係から

「ありのままの自分には価値が無い」

「人は私に危害を加える存在だ」

「何かミスすると怒られるかもしれない」

「私を好いてくれる人などいるはずがない」


といった信念を持ってしまって、潜在意識下では今でも親の影を再生し続けていて、

それが現在の人間関係に投影されています。

その結果、

人に気を使いすぎたり、頼み事ができなかったり、怒られないように過剰にビクビクして過ごしたりして、学校や職場の人間関係で疲れ果ててしまいます。

周りは優しい人ばかりで、良い環境だと頭では分かっていても、過剰に気を使ってしまいます。

それは、今目の前にいる人達にではなく、潜在意識の中にある両親の記憶に反応しているからなのです。

ここまで読んで、「まさに私だ!」と感じた方。

大変な幼少期を生き抜いてこられました。そして現在も苦しい思いをしてらっしゃることと思います。

でも、今あなたが苦しんでいる反応は、生まれ持っての性格ではない可能性が高いです。

それはつまり、改善して行けば楽な人生を取り戻すことができるということです。

【それは改善できる】

あなたを苦しめている過剰な気遣いや、敏感さが遺伝ではなく養育歴から来るものであれば、多かれ少なかれ改善していけます。

方法はいくつかあります。代表的なのはインナーチャイルド療法と呼ばれる心理療法です。

子供の頃の小さな自分を大人の自分が救い出し、自分が親代わりとなって再教育していきます。女性には特に効果が高いワークです。

もう1つは、ゲシュタルト療法と言って、家族の関係を再体験していくようなワークがあります。これも非常に効果的で、上手く行けば劇的な変化が起こります。

当カウンセリングルームでは、過去を振り返ってACの疑いがある方には、これらの心理療法を進めていきます。

その他にも、このブログで販売しているHSPプログラムに収録している2つめのワーク(意識のクリアリング技法)などは、手軽でありながら、トラウマ的な記憶を1つ1つ削除して行くことができて、

トラウマになってた記憶を思い出さなくなったと驚かれる方が多いです。

そしてその結果、これまで過剰に防衛していたり気を遣っていた反応が弱まり、楽に過ごせるようになっています。

上記以外にも方法は沢山あります。

あなたがその気になれば、生きづらい反応を緩めていくことは可能だということを知っておいてくださいね。

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お陰様でご好評いただいております。

過去の記憶のどこを思い出しても、何も嫌な気持ちを感じない、身体が反応しないという状態になったら、あなたのトラウマは癒やされています。

2つ目に収録しているイメージワークでどんどん嫌な記憶を浄化しいて行きましょう。

>>HSPプログラムについて、くわしくはこちら

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posted by ms at 13:20| Comment(20) | HSP(繊細すぎる人) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする