2012年04月22日

書くことでブレない軸を作る

HSP(過度に敏感な人)は、一般的には生活の中での物事の捉え方が丁寧で、

物事を深く理解しようとする傾向があります。

普通の人がサラッと流してしまう事柄の奥に、法則を見つけたり、その裏側で起こっていることに気付いたりするのです。

洞察力が高く、物事の本質を見抜く目を持っているということです。

「どういう理由かはわからないけど、とにかく直感的に言って、これはこうなるんだ。」

「なんで?って言われても、感覚的にこうだとしか言えない。でも実際にいつもそれで正しいんだ。」

これらは、まさにHSPやエンパス特有の表現です。

彼らの敏感な神経システムは、普通の人よりもたくさんの情報を受け取って結論を出しますが、

それらのほとんど無意識下での情報処理なので、本人にもその理由が分からないことが多いのです。

理由はわからないけど、なんとなくこうなるということは分かる。

だから時に、HSPの言葉は予言のように聞こえることがあります。

そしてこれこそが、HSPやエンパスである皆さんが、この社会で職を得て貢献していくための才能です。

普段は「生きづらさ」と感じているその繊細さ。

これこそがあなたが生きるために受け取ったギフトなのです。

このギフト、才能は生涯をかけて磨き、そして職業の中で役立てていく道を模索していくことになるでしょう。

ただ、今回は、まだ若くて職も無く、自分と他人との違いもよく理解できていない10代20代のHSPのために、

この才能に翻弄されない方法をお伝えしておきましょう。

【情報で溢れかえる脳】

少しの事柄を見て、多くの本質に気づくHSPの能力は、有用な才能ですが、その細かな気づきを1つ1つ誰かに伝えるわけにもいかず、

HSPの頭の中は、いろんな気付きや思いや感情で、すぐに溢れかえってしまいます。

特に大きなトラブルが無くとも、彼らの頭の中はいっぱいいっぱいになってしまいがちです。

Twitterやmixi、Facebookなどのソーシャルメディアが発達した情報過多な現在では、なおさら混乱しやすくなっているでしょう。

そこで、HSPである皆さんに、この情報化の時代を混乱すること無く生きていくために習慣にしてもらいたいのが、「書く。」ことです。

【書くことで脳をクリーンナップする】

人よりもたくさんの情報を受け取って細かく処理してしまうのがHSPの神経システムです。

その結果HSPは、1日を終える頃には、頭も心もいっぱいいっぱいで、疲れてしまっています。

そこで、ノートを取り出して、何でも今思っていることや、引っかかていることを言葉にして書きだすのです。

そうすると、頭の中をグルグルと回っていたいろんな気付きや洞察が、どんどん頭の外に出て、すっきりとしてきます。

そして気持ちも頭も軽くなっていきます。

気づき過ぎるHSPにとって、それを頭に残しておかずに紙に書き出して完了させていくというのは、とても大切なライフスキルです。

【書くことで人格を鍛え上げる】

そして、書くことは人格を作ります。

ここまでソーシャルメディアが発達した現在では、書くことは誰かに何かを伝えるための伝達手段になっていますが、

書くことの力はそれだけではありません。

誰に伝えるつもりもない言葉を、自分と向き合うように使っていく。

自分の思いを紙面に刻みこむように、書いていく。

そうすることで自分自身の思いを強化したり、考えを客観的に見なおしたりすることで、自分思考はより洗練されて練り上げられていきます。

自己対話のように研ぎ澄まされた「書く」という行為は、その人の人格を練り上げます。

実際に、日記に自分の思いを書いていた昔の文人は、凛としてブレない精神の軸を感じさせてくれました。

表情に独特に深みと凛々しさが漂うものなのです。

【書くことの2つの力】

書くことはHSPにとって2つの意味があります。

1つは、敏感な神経システムによって気づき過ぎた情報を、クリーンナップして、脳の中のメモリーを軽くすること。

2つは、書くことを通じて自分の人格を練り上げ、敏感でいながらも凛としてブレない精神の軸を作ること。

まずは今頭の中に巡っている思いを書き出すことから始めてみては如何でしょうか?

思ってもいない言葉が出てきて驚かれるかもしれません。

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posted by ms at 03:15| Comment(8) | HSP(繊細すぎる人) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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